医療脱毛において疼痛(痛み)が強く感じられる部位は、以下の理由で特定の部位が他より痛みを感じやすくなります。
1. 毛量と毛根の密度
- 特徴: 太い毛や毛根が密集している部位は、レーザーが多くの毛根をターゲットにするため、エネルギーが集中して吸収されます。
- 影響部位:
- ワキ
- VIO(特にVラインやIライン)
- すね(下腿部)
これらの部位では、毛根が深い場合も多く、レーザーがその深部に到達するため痛みを感じやすくなります。
2. 皮膚の厚みと神経密度
- 薄い皮膚: 神経が皮膚表面に近い部位は、熱エネルギーが直接神経に影響しやすいため痛みを強く感じます。
- 影響部位:
- 顔(特に上唇やアゴ下)
- 脇腹や膝裏
逆に、皮膚が厚く脂肪が多い部位(太ももやお腹)は比較的痛みが軽減されます。
3. 毛根の深さ
- 深い毛根: 深部に位置する毛根は、エネルギーが到達するために強いレーザー出力が必要となり、その結果痛みが増します。
- 影響部位:
- VIO
- 髭
特に髭は男性にとって毛根が非常に深い部位であるため、女性の脱毛よりも痛みを感じやすいです。
4. 感覚の鋭敏さ
- 神経が集中的に存在する部位(指やデリケートゾーンなど)は、痛みを感じやすい。
- 影響部位:
- 手足の指
- IラインやOライン
5. 冷却や施術方法の影響
- 冷却が不十分な場合や、蓄熱式より熱破壊式の脱毛方式を使用した場合には痛みが増幅されることがあります。
痛みを軽減する工夫
- 冷却システム: Zimmer Cryo 6などの冷却装置で肌を冷やすことで痛みが軽減されます。
- 麻酔クリーム: 痛みの強い部位には麻酔クリームを使用することが推奨される場合があります。
- 施術前の心構え: 深呼吸やリラックスする姿勢をとることも重要です。
これらの要因を考慮しつつ、痛みの強い部位でも医療スタッフと相談しながら施術を受けることが大切です。
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