〜安全で効果的な治療のために知っておきたいこと〜
シミ治療は、美肌を目指すうえで多くの方が取り入れている人気の美容医療メニューです。レーザー治療、光治療(IPL)、外用薬(ハイドロキノンやトレチノイン)、ピーリングなど、さまざまな方法がありますが、どの治療にも副作用の可能性があるため、正しい知識を持っておくことが大切です。
■ 主なシミ治療と起こり得る副作用
1. レーザー治療(Qスイッチレーザーなど)
副作用の例:
赤み・腫れ(数時間〜数日)
かさぶた形成(2週間ほど)
色素沈着(炎症後色素沈着/PIH)
色素脱失(白抜け)
一時的な痛み・ピリピリ感
対処法:
赤み・腫れが出た場合は、冷却や炎症を抑える軟膏の使用
かさぶたは無理に剥がさず自然に剥がれるのを待つ
炎症後色素沈着には、**美白外用剤や内服(トラネキサム酸)**の併用が有効
日焼け厳禁。UVケアを徹底(日焼け止め+帽子・日傘など)
2. 光治療(IPL:フォトフェイシャルなど)
副作用の例:
軽度の赤み・ほてり
薄いかさぶた(マイクロクラスト)
色素沈着(まれに)
反応が出ない(効果が感じられにくい)
対処法:
赤みが出た場合は冷タオルで冷却し、刺激の強いスキンケアは一時中止
施術後は保湿をしっかり行い、摩擦を避ける
効果が出にくい場合は回数を重ねることで徐々に改善が期待される
3. 外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)
副作用の例:
赤み・皮むけ・乾燥・ヒリヒリ感
アレルギー反応(かぶれなど)
色素沈着や色素脱失(長期使用・高濃度使用時)
対処法:
使用開始は少量から慎重に
副作用が強い場合は一時中止し、保湿剤でスキンバリアを回復
医師の指示通りの使用期間と濃度を守ることが重要
■ 共通の注意点と予防策
紫外線対策は必須
→ シミ治療中は肌が敏感になるため、**SPF50+/PA++++**の日焼け止めを毎日使用こすらない・触らない
→ 摩擦は炎症や色素沈着の原因に。タオルやクレンジングは優しく保湿を十分に
→ 肌のバリア機能を守るためにも保湿は最重要。セラミド・ヒアルロン酸配合のものがおすすめ体調不良やホルモン変動期(生理前など)は施術を避けることも
→ 肌トラブルを起こしやすくなるため、スケジュールの調整も大切です
■ 万が一の副作用発生時は…
症状が気になる場合は、自己判断せず早めに医師に相談しましょう。
軽微な反応でも、適切な対応で悪化を防ぐことができます。
■ 最後に
シミ治療は、肌質や生活習慣によって効果や副作用の出方が異なります。
当院では、一人ひとりに合わせた治療計画とスキンケアのアドバイスを行っております。
安心して治療に臨んでいただけるよう、どんな小さな不安もお気軽にご相談ください。
眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック」へ是非お越しください
豊中・箕面・吹田の地域に密着したクリニック
茨木、高槻、池田、川西、大阪市内からもたくさんの患者様にご来院頂いています。