◆ 思春期にも「シミ」ができるって本当?

「シミ=年齢を重ねた肌にできるもの」と思われがちですが、実は思春期にもシミができることがあります。特に、紫外線ダメージやニキビ跡、ホルモンバランスの変化などが原因で、10代の肌にも色素沈着が起こることがあります。

◆ 思春期にできるシミの種類

  1. 炎症後色素沈着(PIH)
     ニキビやすり傷、かぶれなどが治った後に、赤茶色や黒っぽく残る色素沈着です。肌が刺激に反応してメラニンを過剰に生成することで起こります。

  2. そばかす(雀卵斑)
     遺伝的な要因で出やすいですが、紫外線の影響で濃くなることがあります。鼻や頬のあたりに小さな茶色の点が広がるのが特徴です。

  3. 紫外線によるシミ
     日焼け止めを使わずに屋外活動が多いと、早くから紫外線ダメージが蓄積され、メラニンが残りやすくなります。


◆ 美容医療での思春期シミ治療

思春期の肌は大人よりも敏感でバリア機能が未熟なため、過度な治療は逆効果になることも。だからこそ、肌に優しく、かつ効果的な美容医療の選択が大切です。

当院で行う治療の一例:

  • 低出力レーザー/IPL(光治療)
     肌への刺激を抑えながら、色素沈着やそばかすにアプローチ。回数を重ねることで自然なトーンアップが期待できます。

  • トラネキサム酸・ビタミンC導入
     内服または外用により、メラニン生成を抑制し、肌の明るさをサポート。

  • ピーリング(グリコール酸・サリチル酸など)
     ニキビ跡やくすみの改善を促し、肌のターンオーバーを整えます。※肌の状態によりご提案


◆ ご家庭でのスキンケアも大切

美容医療とあわせて、日常のケアが大切です。

  • 日焼け止めの毎日使用(SPF30以上)

  • 刺激の少ない洗顔料でやさしく洗う

  • 保湿をしっかり行う

  • 過度なこすり洗いや毛抜きなどは避ける


◆ まとめ

思春期の肌にとって、「シミ」は無関係なものではありません。適切なスキンケアと美容医療の併用により、将来の肌トラブルを予防することが可能です。気になるシミやニキビ跡がある方は、お気軽にご相談ください。お肌の状態に合わせた、オーダーメイドの治療プランをご提案いたします。

 

 

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