年齢とともに感じる「顔のたるみ」や「輪郭のぼやけ」。実は、皮膚や筋肉だけでなく、骨格の変化も大きく関わっています。たるみ対策をより効果的にするためには、表面だけでなく、顔の“土台”である骨の変化も正しく理解することが大切です。


加齢とともに変化する「顔の骨格」

顔の骨格は、20代〜30代をピークに、年齢とともに少しずつ変化していきます。

主な変化ポイント:

  • 眼窩(目のくぼみ)の拡大:目の周囲の骨が内側・下方に広がり、目元がくぼみやすくなります。

  • 頬骨の後退:頬の高い位置にある骨が後ろに下がることで、頬全体が下垂し、ほうれい線が目立ちやすくなります。

  • 下顎骨の縮小と角度変化:下あごの骨量が減り、フェイスラインのシャープさが失われ、二重あごやマリオネットラインが目立つようになります。

  • 鼻の支持構造の変化:鼻柱(鼻を支える骨や軟骨)が弱まり、鼻先が下がったり鼻孔が広がることも。


骨格の変化が引き起こす「たるみ」の連鎖

骨が土台としてしっかりしている若い頃は、皮膚や脂肪、筋肉がバランスよく保たれています。しかし、加齢で骨が痩せたり後退すると、それを支えていた筋肉や脂肪、皮膚が行き場を失い、下垂=たるみへとつながります。

たるみの例:

  • ほうれい線の深まり

  • ゴルゴライン(目の下の斜めの影)

  • マリオネットライン(口角から下にのびる線)

  • 二重あご・フェイスラインのぼやけ


美容医療でできる「骨格変化に対応したたるみ治療」

近年の美容医療では、皮膚だけでなく骨格の構造変化も考慮した治療が主流になっています。

当院で対応している治療:

  • ヒアルロン酸注入(ボリュームリフト)
    → 頬骨や顎の骨が痩せた部分を補い、自然にリフトアップ

  • 高密度焦点式超音波(HIFU)
    → 筋膜(SMAS層)にアプローチし、骨格を支える深層から引き締め

  • RF(高周波)治療・レーザー
    コラーゲンの生成を促進し、肌にハリを与えることで、たるみを予防・改善。

  • 脂肪溶解注射・輪郭注射
    → 下顎の骨が縮んでできた“だぶつき”をすっきりさせ、輪郭を整える


まとめ:たるみ対策は「骨の変化」から考える時代

たるみを根本から改善するには、皮膚だけを見るのではなく、“骨からの老化”にアプローチすることが重要です。当院では、患者様一人ひとりの骨格や加齢変化に合わせたオーダーメイド治療をご提案しています。

 

 

眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック」へ是非お越しください

豊中・箕面・吹田の地域に密着したクリニック

茨木、高槻、池田、川西、大阪市内からもたくさんの患者様にご来院頂いています。