美肌と若々しさを保つために知っておきたい肌のメカニズム

年齢とともに感じる「たるみ」や「ハリの低下」。実はこれらの変化には、肌の“ターンオーバー(新陳代謝)”の乱れが深く関わっています。美容医療でのケアを考える前に、まずは肌の基本的なメカニズムを知っておくことが大切です。


ターンオーバーとは?

肌は約28日周期で新しく生まれ変わっています。このサイクルを**「ターンオーバー」**と呼びます。

  1. 基底層で新しい細胞が生まれる

  2. 少しずつ表面(表皮)に押し上げられていく

  3. 最終的には垢となって自然に剥がれ落ちる

このサイクルがスムーズであるほど、肌は透明感があり、キメも整い、外的ダメージに強い状態を保てます。


加齢によるターンオーバーの変化

加齢や生活習慣の乱れによって、ターンオーバーの周期は遅くなります。40代になると、ターンオーバーは40日以上かかることも。そうすると…

  • 古い角質が残り、くすみやごわつきの原因に

  • 肌の水分保持力が低下し、乾燥しやすくなる

  • コラーゲンやエラスチンの生成が滞り、ハリがなくなる

  • たるみや毛穴の開きが目立つようになる

つまり、ターンオーバーの乱れは、肌のハリ・弾力低下=たるみへと直結していくのです。


美容医療でできるアプローチ

当院では、肌のターンオーバーを整え、たるみにアプローチする美容医療メニューを多数ご用意しています。

◆ レチノールピール

ビタミンA(レチノール)によって細胞の再生を促進。ターンオーバーを活性化させ、ハリのある肌へ導きます。たるみ毛穴やくすみにも効果的です。

◆ 高周波(RF)治療

皮膚の奥(真皮層)に熱エネルギーを届け、コラーゲンの生成を促進。内側から肌を引き締め、たるみを改善します。痛みやダウンタイムが少ないのも魅力。

◆ 成長因子導入

ターンオーバーをサポートする有効成分を肌に直接届け、細胞の活性を促します。ハリ・弾力アップの補助的ケアとして人気です。


ホームケアとの併用で、より効果的に

美容医療によって肌の土台を整えたうえで、日々のスキンケアでもターンオーバーを意識することで、たるみ予防効果はさらに高まります。おすすめは…

  • レチノール配合のクリーム

  • 保湿力の高いスキンケア

  • 紫外線対策の徹底(UVケア)


まとめ

ターンオーバーの乱れは、たるみや老け見えの大きな原因のひとつです。加齢による変化は避けられませんが、美容医療の力で肌本来の力を引き出すことは可能です。
「最近、たるみが気になる…」という方は、まずはターンオーバーに着目してみましょう。

 

 

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