～気になるホクロは、放置せず専門医へご相談を～

■ ホクロとは？

ホクロ（医学的には「母斑」や「色素性母斑」）は、皮膚の一部にメラニン色素が集まってできる、黒や茶色の小さな隆起や斑点です。多くは良性で、健康に影響することはありませんが、まれに**皮膚がん（悪性黒色腫など）**がホクロに似た見た目で発生することがあります。

■ 良性と悪性のホクロの違い：ABCDEチェック

ご自身でもチェックできるセルフチェック項目です：

項目内容注意点
A：Asymmetry（左右非対称）形が左右対称ではない良性は左右対称なことが多い
B：Border（境界）フチがギザギザ・にじんでいるぼやけた境界は注意
C：Color（色）色が均一でない黒、茶、赤などが混在している場合
D：Diameter（直径）6mmを超える大きさ急速に大きくなる場合は特に注意
E：Evolving（変化）形・色・大きさが変わってきた出血・かゆみ・ただれなども含まれます

※上記はあくまで参考基準です。明らかに悪性でなくとも、変化があるホクロは必ず医師にご相談ください。

■ 当院での対応

当院では、形成外科専門医が視診・触診を中心に、ホクロの状態を丁寧に評価します。
万が一、悪性の可能性が否定できない場合は、速やかに精密検査が可能な医療機関をご紹介する体制を整えています。

【当院の対応内容】

  • 医師による視診・問診

  • 必要に応じたホクロの切除（局所麻酔下での処置）

  • 良性ホクロの美容除去（電気メス・レーザー対応）

  • 病理検査が必要な場合、適切な医療機関へのご紹介

■ 美容目的のホクロ除去も可能です

ホクロが「見た目の印象に影響する」「メイクで隠れにくい」などのお悩みにも対応しております。
形成外科・美容皮膚科として、できるだけ傷あとを目立たせずに仕上げるよう配慮しています。

■ 受診をおすすめするホクロの例

  • 最近急に大きくなった

  • 色がまだらになってきた

  • フチが不明瞭で、形がいびつ

  • 出血・かゆみ・ただれがある

  • 家族に皮膚がんの既往がある

■ まとめ

ホクロのほとんどは良性ですが、「これは大丈夫かな？」と不安を感じたときは、一度専門医の診察を受けてみることをおすすめします。
当院では、見た目のご希望と医療的な安全性の両立を目指し、患者さま一人ひとりに適した対応を行っております。

 

 

眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科　とううちクリニック」へ是非お越しください

豊中・箕面・吹田の地域に密着したクリニック

茨木、高槻、池田、川西、大阪市内からもたくさんの患者様にご来院頂いています。