ホクロ(母斑)は誰にでも見られる皮膚の変化ですが、その発生時期や原因によって大きく2つのタイプに分かれます。形成外科・美容皮膚科では、それぞれの性質を正しく見極め、適切な治療や経過観察を行うことが重要です。
◆ 生まれつきのホクロ(先天性母斑)とは?
出生時または生後まもなく見られるホクロで、皮膚の深い部分にあるメラニン細胞の増殖によって生じます。
特徴:
小さなものから、数センチ〜数十センチの大きさまでさまざま
背中やお尻、頭などにできることが多い
稀に将来的に悪性化する可能性があるため、定期的な観察や外科的な切除が必要な場合もあります
形成外科での安全で目立ちにくい手術が推奨されます
◆ 後からできるホクロ(後天性母斑)とは?
思春期〜成人以降に出てくるホクロで、紫外線やホルモンの影響などが要因と考えられています。
特徴:
顔や手など日光の当たりやすい部位に多い
色は黒〜茶色、平らなものから少し盛り上がったものまで様々
多くは良性ですが、短期間で大きくなったり、形が不規則な場合は注意が必要です
美容目的で除去をご希望の場合は、美容皮膚科でのレーザーや高周波による治療が選択できます
◆ 当院の対応
当院では、形成外科・美容皮膚科の両面から、ホクロの診察と治療を行っております。見た目のお悩みだけでなく、安全性や将来的なリスクもふまえたうえで、最適なご提案をいたします。
ご相談内容 | 対応例 |
---|---|
大きくて気になるホクロ | 形成外科での切除術・縫合処置 |
美容目的のホクロ除去 | 美容皮膚科でのレーザーまたは高周波治療 |
傷あとを目立たせたくない | 傷の部位・肌質に合わせた縫合方法・アフターケアをご案内 |
◆ ご相談の目安
以下のような場合は、お気軽にご相談ください。
昔からあるホクロが大きくなった、色が変わった
顔や首など、目立つ部分にホクロがあり気になる
美容的にホクロを取りたい
傷あとが気にならない方法で除去したい
患者様のご希望を丁寧に伺い、必要に応じて形成外科的な手術、美容皮膚科的な処置を柔軟にご提案いたします。
眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック」へ是非お越しください
豊中・箕面・吹田の地域に密着したクリニック
茨木、高槻、池田、川西、大阪市内からもたくさんの患者様にご来院頂いています。