「ホクロが気になる」「一度にたくさん取りたい」とお考えの方へ。
形成外科・美容皮膚科では、見た目の美しさだけでなく、安全性や傷あとを最小限にすることも重視して治療を行っています。今回は、“多発ホクロ除去”を検討する際に知っておきたい注意点や、一度に何個まで除去できるのかについて、専門的な視点からご紹介します。
【1. 多発ホクロ除去とは?】
「顔や体にホクロがたくさんあって気になる」「全部一気に取りたい」という方も少なくありません。
形成外科・美容皮膚科では、レーザーや電気焼灼、切除縫合など、ホクロの状態に応じた複数の方法で対応できます。特に、良性と診断された小型ホクロであれば、短時間で複数除去することが可能です。
【2. 一度に何個まで取れる?】
一度に除去できる数は、ホクロの数やサイズ、部位、患者様の体質やダウンタイムの希望によって変わりますが、
目安としては5~10個程度までが推奨されるケースが多いです。
▼判断基準の例:
条件 | 除去可能な個数の目安 |
---|---|
顔・小型ホクロ(直径2~3mm) | 5~10個程度 |
体幹部・やや大きいホクロ | 3~5個程度 |
切除縫合が必要なホクロ | 基本的に1個/回 |
※体への負担や術後の炎症リスクを抑えるため、複数回に分けることがあります。
【3. 一度にたくさん取る際の注意点】
一度に多くのホクロを取る場合には、以下の点に注意が必要です。
●【1】炎症反応・色素沈着が起きやすくなる
ホクロを多発で除去すると、一時的に皮膚の炎症反応が強く出たり、炎症後色素沈着(PIH)が生じやすくなります。
●【2】アフターケアの負担が増える
処置後のテープ保護や軟膏塗布などのスキンケア管理が煩雑になるため、きちんとケアできる期間を選ぶことが大切です。
●【3】見た目への影響を考慮
顔全体にテープが多く貼られると、生活や仕事上の支障になることも。一度に取る部位を限定するなど、調整が必要です。
【4. 分割除去という選択肢も】
ホクロの数が多い方には、「段階的な治療」がおすすめです。
1~2ヶ月に1回程度、数個ずつ除去していくことで、肌への負担を最小限に抑えながら、最終的には全て除去することが可能です。
【5. 医師による適切な診断が重要】
ホクロの中には、悪性腫瘍(皮膚がん)との見分けが必要なものもあります。
形成外科・美容皮膚科では、病理検査による診断も可能なため、見た目では判断できない場合も安心です。
【6. こんな方はご相談ください】
一度に10個以上のホクロ除去を希望している
顔や首など目立つ部位のホクロが気になる
以前除去したホクロが再発してしまった
傷跡をなるべく目立たなくしたい
【まとめ】
ホクロ除去は、安全性と美容的な仕上がりの両方が求められるデリケートな治療です。
形成外科・美容皮膚科では、患者様の希望に寄り添いながら最適な方法をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
【よくある質問(FAQ)】
Q. 痛みはありますか?
→ 局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。
Q. 傷跡は残りますか?
→ 方法や体質によりますが、医師が丁寧に対応することで最小限に抑えることができます。
Q. 除去後にまたホクロができることはありますか?
→ 同じ場所に再発することもありますが、完全除去で防げることもあります。
眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック」へ是非お越しください
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