形成外科・美容皮膚科からの正しいセルフチェックのすすめ
■ メラノーマ(悪性黒色腫)とは
メラノーマは、皮膚がんの一種で、ホクロや新しくできた黒いしみのように見えることがあります。進行が早く、早期発見・治療が非常に重要です。
■ 一般的なホクロとメラノーマの違い
多くのホクロは良性ですが、中には初期のメラノーマと非常に見分けがつきにくいものがあります。特に、以下のような特徴があるホクロには注意が必要です。
■ 見分けにくいホクロの特徴 〜こんな場合は要注意〜
【1】形が左右非対称
一般的なホクロは丸くて左右対称のことが多いですが、メラノーマは形がいびつになりがちです。
【2】境界がぼやけている
普通のホクロは周囲の皮膚との境界がはっきりしていますが、メラノーマはにじむように色が広がり、輪郭が不明瞭です。
【3】色が均一でない
普通のホクロはほとんどが均一な茶色や黒色です。一方で、メラノーマは黒・茶・赤・白・青など複数の色が混じることがあります。
【4】大きさが大きくなる
直径6mm以上のホクロは注意が必要です。また、以前より急に大きくなったと感じた場合も要注意です。
【5】盛り上がりや潰瘍化、出血
突然表面が盛り上がる、じゅくじゅくする、出血するなどの変化は早めに専門医へ相談を。
■ 観察のポイント:ABCDEルール
海外でも用いられるセルフチェック法として「ABCDEルール」があります。
A(Asymmetry:左右非対称)
B(Border irregularity:境界不整)
C(Color:色調の多様性)
D(Diameter:直径6mm以上)
E(Evolving:変化がある)
一つでも当てはまる場合は専門医に相談してください。
■ 形成外科・美容皮膚科でできること
当院では、必要に応じて専門医による診察、皮膚の詳細な観察、適切な組織検査などを行っています。
「なんとなく気になる」「前と形が変わったかも」という小さな不安でも、一度ご相談ください。
■ まとめ
多くのホクロは良性です。しかし、メラノーマは早期発見が非常に大切です。
日頃から鏡で皮膚をセルフチェックし、気になる変化があれば無理に自己判断せず、専門医に相談しましょう。
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