粉瘤(アテローム)は、皮膚の下に袋状の構造(嚢胞)ができ、角質や皮脂が溜まることで生じる良性の腫瘤です。患者様から「家族にも粉瘤が多いのですが、遺伝ですか?」とご質問をいただくことがあります。
遺伝との関係
一般的な粉瘤は「後天的にできるもの」がほとんどで、直接的な遺伝性はないとされています。毛穴のつまりや皮膚のターンオーバーの乱れ、慢性的な摩擦や外傷など、環境要因が主な原因です。
ただし、まれに「家族性に多発する粉瘤」を引き起こす遺伝的素因が報告されており、ご家族に複数の方が粉瘤を繰り返すケースもみられます。その場合でも、必ずしもすべてのご家族に発症するわけではありません。
家族に多いのはなぜ?
皮膚質や体質の似通い
皮脂の分泌傾向や毛穴の構造が似ていると、粉瘤ができやすい傾向が重なることがあります。生活習慣や環境の共通性
食生活、紫外線や摩擦刺激のかかりやすい習慣など、家族で共有する要因が影響することもあります。
つまり、粉瘤が家族に多いのは、遺伝的要因と生活習慣の両面が関与している可能性が考えられます。
形成外科・美容皮膚科での治療
粉瘤は自然に消えることはなく、再発や感染を繰り返すことがあります。
形成外科では、粉瘤を袋ごと丁寧に摘出し、傷跡を目立ちにくく仕上げる手術が行えます。特に顔や首など目立つ部位では、美容的な観点からも形成外科的アプローチが適しています。
美容皮膚科では、粉瘤の診断や術後の傷跡ケア、肌質改善のサポートを行うことができます。
まとめ
粉瘤が家族に多い場合でも、それは単なる偶然の場合もあれば、体質や生活習慣の共通点が影響している場合もあります。遺伝が直接の原因とは限りません。繰り返す粉瘤や、見た目が気になる部位の粉瘤は、形成外科・美容皮膚科での治療をご検討ください。
注意事項
本ページの内容は一般的な情報提供を目的としています。
実際の診断・治療は、症状の部位・大きさ・状態・既往歴などにより異なります。
気になる症状がある場合は、自己処置に頼らず、必ず医療機関へご相談ください。
眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック」へ是非お越しください
豊中・箕面・吹田の地域に密着したクリニック
茨木、高槻、池田、川西、大阪市内からもたくさんの患者様にご来院頂いています。