皮膚の下に「しこり」を見つけたとき、それが脂肪腫なのか粉瘤(アテローム)なのか、自分で判断するのは難しいものです。大阪府豊中市・箕面市・吹田市エリアでも、この2つを混同してご相談に来られる方は多くいらっしゃいます。

脂肪腫とは?

脂肪腫は、皮膚の下で脂肪細胞が増殖してできる良性の腫瘍です。柔らかくコロコロと動く感触が特徴で、通常は痛みを伴いません。時間の経過とともに少しずつ大きくなることがあり、根本的な治療には手術による切除が必要です。

粉瘤とは?

一方、粉瘤は皮膚の下に袋状の組織ができ、その中に角質や皮脂がたまってしこりになるものです。中心に黒い点(開口部)が見えることがあり、炎症を起こすと赤く腫れて膿が出ることもあります。こちらも自然に治ることはなく、根治には袋ごと摘出する手術が必要です。

脂肪腫と粉瘤の見分け方

  • 触った感触:脂肪腫は柔らかく動きやすい、粉瘤はやや硬めで動きにくい

  • 炎症の有無:粉瘤は炎症や膿が出ることがあるが、脂肪腫は基本的に炎症しない

  • 大きさの変化:どちらも放置で大きくなることがある
    見た目や触感だけでは判断が難しいケースもあるため、形成外科・美容皮膚科での診断が安心です。

大阪府北摂エリアでご相談をお考えの方へ

当院では大阪府豊中市・箕面市・吹田市を中心に、脂肪腫や粉瘤の診断・手術に対応しています。形成外科として機能的・医学的な観点から、美容皮膚科として傷跡や仕上がりにも配慮した治療を行っています。

また、当院では脂肪腫・粉瘤の手術だけでなく、シミ取り・医療脱毛・全身脱毛といった美容皮膚科メニューもご用意しております。皮膚のしこりから美容のお悩みまで、幅広くサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。