脂肪腫は自然に消えることがなく、根治のためには手術による摘出が基本となります。その際に気になるのが「手術後の傷跡」です。脂肪腫は皮下に袋状に存在するため、切開して取り出す必要があり、部位や大きさによって傷跡の残り方や目立ち方に違いがあります。

部位別の注意点

  • 背中・お腹
    皮膚が厚く、動きが少ない部位では比較的きれいに治りやすいですが、大きな脂肪腫では切開範囲も広くなり、傷跡が長く残ることがあります。

  • 肩・二の腕・太もも
    摩擦や動きが多いため、傷跡が赤く盛り上がりやすい傾向があります。特に肩はケロイド体質の方では注意が必要です。

  • 顔・首
    目立つ部位のため、できるだけ小さな切開で行い、縫合も丁寧に行うことが大切です。形成外科の技術によって、仕上がりの差が大きく出やすい場所です。

  • 頭皮
    髪の毛で隠れるため、見た目には目立ちにくいですが、縫合部が一時的に硬く感じられることがあります。

傷跡をきれいに治すために

形成外科では、ただ脂肪腫を取り除くだけでなく、皮膚のしわやラインに沿った切開・細かい縫合・術後のケア指導などを行い、できるだけ目立ちにくい仕上がりを目指します。また、術後の紫外線対策やテーピングも傷跡をきれいに治すために有効です。

大阪府豊中市・箕面市・吹田市周辺で脂肪腫の手術をご検討の方は、ぜひ当院にご相談ください。当院では形成外科の専門的な視点で安全かつ丁寧に脂肪腫手術を行い、美容皮膚科の観点から傷跡の仕上がりにも配慮しています。

さらに、当院では脂肪腫手術だけでなく、シミ取り・医療脱毛・全身脱毛など、美容皮膚科メニューも幅広くご提供しています。