こんにちは。とううちクリニックです。

「シミだと思っていたのに、なかなか薄くならない」
「頬にグレーっぽい色素沈着がある」

そのようなお悩みは、一般的なシミではなく「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」というアザの一種が関係しているかもしれません。

ADMは通常のシミとは異なり、皮膚の深い部分に原因があるため、正しい見極めと適切なレーザー治療が必要です。今回は、ADMの特徴や肝斑との違い、当院での治療アプローチについて解説します。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)とは?3つの特徴

ADMは、皮膚の「真皮(しんぴ)」という深い層にメラニン色素が沈着することで起こる疾患です。

一般的なシミ(老人性色素斑)の多くは肌の表面(表皮)にできますが、ADMはより深い部分にあるため、次のような独特の特徴があります。

  • 色調: グレーがかった色や、青みを帯びた独特の茶色に見える

  • 左右対称性: 頬骨のあたりやこめかみ、小鼻などに左右対称に出やすい

  • 発生時期: 20代〜30代の女性に多くみられ、年齢とともに目立ってくることがある

肌の奥深くに色素が存在するため、市販の美白化粧品やマイルドな光治療だけでは変化を感じにくい傾向があります。

間違えやすい「肝斑(かんぱん)」との違い

ADMはその出現する場所から、同じく頬に出やすい「肝斑」と非常に見間違われやすいのが特徴です。しかし、この二つは治療アプローチが大きく異なります。

項目肝斑(かんぱん)ADM(後天性アザ)
色調境界線がやや曖昧な、輪郭がぼやけた茶色っぽい色調グレーや青、紫を帯びた独特の色調
色素の深さ主に「表皮(浅い層)」に色素がある「真皮(深い層)」に色素がある
主な治療法内服薬(トラネキサム酸など)やレーザートーニングQスイッチルビーレーザーなどの高出力レーザー

実際には「肝斑とADM」が混在していることも

実は、ご自身ではどちらか一方だと思っていても、診察をすると肝斑とADMが重なって発症しているケースは少なくありません。

この二つが混在している場合は、肌への刺激を考慮し、まずは内服治療やレーザートーニングなどで「肝斑」の症状を落ち着かせることから始めます。その後、肌状態を見極めながら「ADM」に対する本格的なレーザー治療へとステップを進めていくのが治療の王道です。

ADMは自然に消える?セルフケアの限界

ADMは肌の奥の「真皮層」にあるため、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)によって自然に排出されて目立たなくなることはほとんどありません。

マッサージで強くこすったり、間違ったセルフケアを続けたりすると、かえって周囲の肝斑を悪化させてしまうリスクもあります。そのため、まずは医師の診察によって「自分のシミの正体が何なのか」を正しく見極めることが大切です。

とううちクリニックでのADM治療について

当院では、真皮に存在する根深い色素に対して的確にアプローチするため、「Qスイッチルビーレーザー」による治療をご提案しております。

  • 治療の経過について

    レーザー照射後は、一時的にカサブタになったり、色が濃く見えたりする時期(炎症後色素沈着)があります。これは肌が再生する過程で起こる正常な反応です。

  • 回数について

    色素の深さや濃さ、お肌の状態に合わせて、数ヶ月以上の間隔を空けながら複数回の治療を行っていくケースが一般的です。じっくりと綺麗に変化させていきます。

このようなお悩みは、豊中市の当院へご相談ください

  • 頬やこめかみに、グレー・青っぽい頑固なシミがある

  • 肝斑だと思って治療を続けているが、一向に変化を感じられない

  • ファンデーションやコンシーラーでも隠しにくい色素沈着がある

  • まずは自分のシミがどのタイプなのか、専門医に診てほしい

シミやアザには非常に多くの種類があり、複数のタイプが混ざり合っていることも多いです。

自己判断で悩まず、どうぞお気軽に当院へご相談ください。

千里中央駅・豊中市周辺の地域の皆様の美肌づくりを、丁寧なカウンセリングと診察でサポートいたします。