医療脱毛で使用される冷風冷却装置は、皮膚への熱ダメージを最小限に抑え、痛みを軽減するために重要な役割を果たします。この方法は、特にレーザー脱毛で広範囲を効率的に冷却するために採用されます。以下に冷風冷却装置の特徴や仕組みについて詳しく説明します。


冷風冷却装置の仕組み

冷風冷却装置では、皮膚に冷風を直接吹き付けることで、レーザー照射時の熱感や痛みを軽減します。

  • 冷却原理: 冷風が肌表面の温度を低下させ、皮膚の痛覚を鈍らせます。
  • 使用温度: 多くの場合、冷風は-20℃から-30℃に設定されており、即効性のある冷却を提供します。

代表的な冷風冷却装置

  1. Zimmer Cryo 6

    • 医療脱毛で広く使用される冷風冷却装置。
    • -30℃まで冷却された風を肌に吹き付けることができる。
    • 長時間使用しても安定した冷却効果を提供。
  2. Cryo-T Cooler

    • ポータブルで使いやすいモデル。
    • 精密な温度管理が可能で、患者の快適性を重視した設計。

冷風冷却装置のメリット

  1. 痛みの軽減

    • 冷風によって神経の感覚が一時的に鈍くなるため、痛みを大幅に軽減します。
    • 特に痛みを感じやすい部位(脇やVIO)で有効。
  2. 火傷リスクの低減

    • 皮膚表面の温度を迅速に下げることで、火傷や熱ダメージのリスクを減らします。
  3. 肌への負担を軽減

    • 接触冷却とは異なり、物理的に肌に触れることがないため、敏感肌の方にも適しています。
  4. 広範囲の冷却が可能

    • 冷却ジェルを塗布する手間がないため、広範囲の脱毛にも迅速に対応。

冷風冷却装置のデメリット

  1. 冷風の感覚が苦手な人もいる
    • 強い冷風が直接肌に当たるため、寒さが苦手な人には不快感を伴う場合がある。
  2. 騒音がある場合も
    • 一部の冷風冷却装置は作動音が大きく、施術環境によっては気になることも。

冷風冷却装置が適しているケース

  • 痛みに敏感な方。
  • 広範囲の脱毛を効率的に行いたい場合。
  • 肌が敏感で接触冷却やジェル冷却が合わない方。

まとめ

冷風冷却装置は、医療脱毛における痛み軽減や皮膚の保護に欠かせないツールです。装置の使用により、患者の快適性が向上し、施術の満足度も高まります。冷却方法に不安がある場合は、事前にクリニックで使用装置や冷却方法について相談すると安心です。

 

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