医療脱毛は、医療機関やクリニックで行われる脱毛方法で、医療用レーザーや**電気針(電気脱毛)**を使用して毛根や毛母細胞を破壊し、毛の再生を抑制する治療です。医師や看護師が施術を行うため、高い効果と安全性が期待されます。美容脱毛とは異なり、永久脱毛を目指すことができます。
医療脱毛の特徴
高い効果
- 毛根や毛を生やす元となる毛母細胞を破壊するため、毛が再生しにくく、長期的な脱毛効果が得られます。
施術のスピード
- 1回あたりの施術時間が短く、広範囲を効率的に脱毛可能。
医療資格者が施術
- 医療機関で行われるため、万が一トラブルが発生しても迅速に対応可能です。
痛みの管理
- 医療機関では麻酔クリームや笑気麻酔を使用できるため、痛みを軽減しながら施術が可能です。
副作用への対応
- 赤みや炎症、色素沈着などの副作用が起こる可能性がありますが、適切な治療が受けられます。
医療脱毛で使用されるレーザーの種類
アレキサンドライトレーザー(755nm)
- 日本人の肌質に比較的適しており、色白~標準的な肌色に効果的。
- シミやくすみの改善効果も期待できます。
ダイオードレーザー(800~810nm)
- 幅広い肌質や毛質に対応可能で、産毛や太い毛にも効果的。
- 蓄熱式として使用される場合も多い。
ヤグレーザー(Nd:YAG, 1064nm)
- 波長が長く、肌の深部に届きやすい。
- 色黒肌や日焼けした肌にも使用可能。
施術の流れ
カウンセリング
- 医師が肌の状態や毛質、希望部位などを確認します。医療脱毛が適しているかを判断します。
剃毛
- 照射する部位の毛を短く処理します。自己処理が推奨されますが、不十分な場合は施術者が対応します。
照射
- レーザーを毛に含まれるメラニンに反応させ、毛根に熱ダメージを与えます。
クーリング
- 照射後の赤みや熱感を軽減するため、冷却を行います。
アフターケア
- 必要に応じて保湿剤や軟膏を使用し、肌をケアします。
毛周期と医療脱毛の回数
毛は以下のサイクルで生え変わります:
成長期
- 毛母細胞が活発に活動し、毛が伸びる時期。
- レーザーは成長期の毛に最も効果的。
退行期
- 毛母細胞の活動が低下し、毛が抜ける準備をする時期。
休止期
必要回数
- 5~8回程度が目安。
毛の濃さや肌質によって異なりますが、1回の照射では成長期の毛にしか反応しないため、複数回の施術が必要です。
医療脱毛のメリット
永久脱毛の効果
- FDA(米国食品医薬品局)が認めた永久脱毛機器を使用することで、毛の再生を抑制可能。
幅広い適応
美容効果
- 毛がなくなることで肌のトーンが明るくなり、毛穴も目立ちにくくなることがあります。
医療脱毛のデメリット
痛み
- 痛みを伴うことがあるが、麻酔を使用することで軽減可能。
コスト
- 美容脱毛より高額。ただし、長期的な効果を考慮すると経済的。
副作用
日焼け肌には不適
- 色素沈着のリスクが高まるため、日焼けした肌では施術が制限されることがある。
医療脱毛が推奨される理由
短期間で高い効果
安全性
- 医療資格者が施術するため、トラブル時にも適切な対応が可能。
長期的なコスト削減
- 美容脱毛と比較して、毛の再発が少なく、追加の施術が不要になることが多い。
注意点
事前の剃毛
施術後のケア
定期的な通院
医療脱毛は、長期的な効果と高い安全性を兼ね備えた脱毛方法で、美容やスキンケア効果も期待できます。施術を受ける際は、信頼できる医療機関を選び、正しいケアを行うことが大切です。
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