医療脱毛の効果を実感するまでの回数には個人差がありますが、毛質や部位、使用するレーザーの種類などによっておおよその目安があります。以下に詳細を説明します。
医療脱毛の回数の目安
1. 効果の実感が得られる回数
1~2回目
- 毛が抜け落ちるのを実感できる。
- 成長期の毛に対して作用するため、施術後1~2週間で一部の毛が自然に抜け落ちる。
- 毛量が全体的に減ったように感じられるが、再び生えてくる毛も多い。
3~5回目
- 毛が再生しにくくなり、全体的な毛量が大幅に減少する。
- 毛が薄くなる、成長が遅くなるなどの変化が見られる。
- 部位によっては、産毛や細い毛だけが残ることもある。
6~8回目(一般的な完了回数)
- ほとんどの毛が再生しなくなる。
- 部位によっては完全にツルツルになる人もいるが、個人差が大きい。
2. 部位別の回数目安
部位 | 目安回数(効果実感) | 目安回数(完了) |
---|---|---|
顔(産毛が多い) | 4~6回 | 8~10回 |
脇 | 3~5回 | 5~8回 |
腕・脚 | 3~5回 | 6~8回 |
VIO(毛が濃い部位) | 4~6回 | 8~10回 |
背中(産毛が多い) | 4~6回 | 8~10回 |
男性の髭 | 5~8回 | 10~15回 |
回数が必要となる理由
毛周期(成長期、退行期、休止期)
- レーザー脱毛は「成長期」の毛にのみ効果を発揮するため、毛周期に合わせて複数回の施術が必要。
- 部位によって毛周期の長さが異なる(顔:1か月程度、脚:2~3か月など)。
毛質や部位の違い
- 太く濃い毛はレーザーの反応が良いため少ない回数で効果を実感できるが、産毛や細い毛は回数が多く必要。
- VIOや髭など毛根が深い部位は効果が出にくいことがある。
個人差
- ホルモンバランスや肌質、毛量などにより、脱毛効果の感じ方が異なる。
効果を最大化するためのポイント
適切な施術間隔を守る
- 毛周期に合わせた施術を受けることで効果が最大化される。
- 間隔の目安:顔は1か月ごと、体は2~3か月ごと。
保湿ケアを徹底する
- 肌が乾燥しているとレーザーの効果が低下しやすいため、施術前後の保湿を心がける。
日焼けを避ける
- 日焼けした肌はメラニン色素が増え、火傷や炎症のリスクが高まる。
適切なレーザーを選ぶ
- 濃い毛や深い毛根にはアレキサンドライトレーザーやヤグレーザー。
- 産毛にはダイオードレーザーや蓄熱式レーザーが効果的。
美容効果
- 脱毛を重ねることで毛穴が引き締まり、肌が滑らかになる。
- 自己処理の頻度が減ることで、肌荒れや色素沈着が改善される。
- 全身脱毛では肌全体のトーンが均一になり、見た目が美しくなる。
医療脱毛の効果を得るためには、継続的に施術を受けることが重要です。カウンセリングで自分の肌や毛の状態を確認し、適切な回数と施術プランを選ぶことが理想的です。
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