一般的な医療脱毛の施術の流れについて解説します。脱毛施術は、事前準備から施術後のケアまで一連のプロセスがあります。各施設によって異なることがありますので、詳細は各施設に確認して下さい。
1. 初回カウンセリング
目的
- 脱毛に関する疑問や不安を解消し、施術内容を明確にする。
- 肌質や毛質を診断し、適切な施術計画を立てる。
内容
- 肌と毛の診断:肌質(乾燥肌、敏感肌)や毛質(太さ、色)を確認。
- 脱毛の仕組み説明:使用するレーザー機器や施術の仕組みを説明。
- リスクの説明:副作用(赤み、腫れ、色素沈着など)や注意点について案内。
- 施術計画作成:脱毛部位と回数、期間を設定。
2. 施術前の準備
施術前の注意事項
- シェービング:施術の1~2日前に、指定部位をシェービングします(カミソリ使用が一般的)。長い毛があるとレーザーが無駄に反応して火傷のリスクが高まります。
- 日焼けを避ける:日焼けした肌では施術が困難な場合があります。
- 保湿ケア:肌を良好な状態に保つために保湿剤を使用。
3. 当日の施術準備
クリニックでの準備
- 受付・問診:当日の体調確認や前回施術時の状態の確認。
- 施術部位の消毒:脱毛部位をアルコールや専用の消毒液で清潔にします。
- ジェルの塗布(場合により):冷却機能のないレーザーでは、熱から肌を守るためにジェルを塗布します。
4. レーザー照射
照射のプロセス
- 冷却開始
- 冷却装置付きのレーザーや、冷風、ジェルを用いて肌を冷やします。
- 冷却は痛みを軽減し、火傷リスクを下げるために重要です。
- レーザー照射
- 医療用レーザーを使用し、毛根のメラニン色素に熱エネルギーを与えて毛根を破壊します。
- 熱破壊式や蓄熱式のどちらかが採用され、毛質や肌質に応じて適切な機器が使用されます。
- 部位ごとに進める
- 小さなエリアごとに少しずつ照射していきます。
痛みへの対応
- 痛みを感じやすい部位(VIO、脇、鼻下など)は冷却や麻酔クリームを使用する場合があります。
5. 施術後のケア
クーリング
- 照射後の部位にアイスパックや冷却ジェルを使用して熱を冷まします。
保湿ケア
- 保湿クリームやジェルを塗布して、乾燥や炎症を防ぎます。
UVケア
- 露出する部位は日焼け止め(SPF30以上、PA+++以上)を塗布。
6. 施術後の注意点
当日中の注意事項
- 入浴:シャワーは可能ですが、熱いお湯や長風呂は避けます。
- 運動:汗をかく激しい運動は避けるべきです。
- 刺激物の使用を控える:アルコールや香料が含まれる化粧品の使用は控えます。
翌日以降のケア
- 日常的な保湿を徹底し、肌を良好な状態に保ちます。
- 脱毛期間中は特に日焼けを避けるよう努めます。
7. 次回予約と効果確認
次回施術までの期間
- 毛周期に合わせ、次回は4~8週間後に予約を取るのが一般的。
- 照射後に抜ける毛の様子を確認し、効果を実感します。
医療脱毛の施術の流れのポイント
- 医療脱毛は段階的に進めることで、安全かつ効果的に毛を減少させます。
- 施術前後のケアが重要で、特に日焼け対策と保湿を徹底することで肌トラブルを防げます。
- 施術回数を重ねることで、毛が細くなり、毛穴が目立たなくなるなどの美容効果も実感できるようになります。
この一連の流れを守ることで、医療脱毛による高い美容効果を安全に得ることが可能です。
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