生理中に医療脱毛を受けることは、基本的には可能ですが、いくつか注意点があります。生理による身体的・精神的な変化や、美容医療の効果や快適性に影響する可能性があるため、施術を受ける前に理解しておくことが重要です。
- 生理中の医療脱毛の主な注意点
① 痛みが増す可能性
- ホルモンバランスの変化
生理中はエストロゲンやプロゲステロンの変動により、皮膚が敏感になり、痛みに対する耐性が低下します。そのため、通常よりも施術中の痛みを強く感じることがあります。 - 特にVIO脱毛
生理中のVIO(ビキニラインやデリケートゾーン)の施術は、敏感な部位であることに加え、痛みが強くなる可能性があります。
② 衛生面の問題
- 生理中の出血
VIO脱毛の場合、出血や経血が施術部位に影響を及ぼす可能性があり、衛生面で不安が生じます。 - 施術器具の衛生管理
医療機関では徹底した消毒が行われますが、患者側としても経血による不快感を避けるために、ナプキンやタンポンを使用する必要があります。
③ 肌状態への影響
- 皮膚のコンディション悪化
生理中はホルモンバランスの影響で皮脂の分泌が増加し、肌が不安定になる場合があります。このため、肌荒れや赤みが生じやすく、施術後の回復に影響を及ぼす可能性があります。
④ メンタル面の影響
- 生理中は情緒が不安定になりやすく、施術の痛みや緊張感を普段以上に負担に感じることがあります。
- 医療脱毛の施術可否に関する一般的な方針
VIO脱毛
- 多くのクリニックでは、生理中のVIO脱毛を避けるよう推奨しています。ただし、タンポンを使用することで施術が可能な場合もあります。
- クリニックのルール:生理中の施術が一律に禁止されているか、患者の希望で施術可能かはクリニックごとに異なります。→当院では生理中のVIO脱毛は行っておりません。
その他の部位(脚、腕、顔など)
- VIO以外の部位に関しては、生理中でも特に問題なく施術を受けることが可能です。ただし、痛みや肌の状態を考慮して、別の日程への変更を検討するのもよいでしょう。
- 生理中の医療脱毛を受ける際の注意点
① 事前の確認
- クリニックのポリシーを確認
生理中の施術が可能かどうかは、施術を受けるクリニックに事前に確認しましょう。 - 予約変更の可否
生理が突然始まった場合に備え、予約の変更が可能かどうかを確認しておくと安心です。
② 衛生対策
- タンポンの使用
VIO脱毛を希望する場合は、タンポンを使用し、施術中に経血が漏れないようにしましょう。 - シャワーを事前に浴びる
清潔な状態で施術を受けることが重要です。
③ 痛みに対する準備
- 痛み止めの服用(医師の許可のもと)
痛みが気になる場合は、医師の指示に従い、市販の鎮痛剤を服用することができます。
④ 肌ケアの強化
- 生理中は肌が敏感になるため、施術後はしっかりと保湿ケアを行い、肌を落ち着かせることが重要です。
- 生理中に医療脱毛を避けたほうがよいケース
以下のような場合は、生理が終わってから施術を受けることを推奨します。
- 痛みに対する耐性が特に低い
- 肌トラブル(赤みや炎症)がある
- 情緒が不安定で、施術によるストレスが大きい
- 生理中の医療脱毛を避けるメリット
- 痛みの軽減:生理後に施術を行うことで、痛みを最小限に抑えられる。
- 肌トラブルの回避:肌が安定している状態で施術を受けることで、炎症や副作用のリスクを低減できる。
- 快適さの向上:身体の状態が良いと、施術中のストレスが軽減される。
- 生理周期を考慮したスケジューリング
医療脱毛を計画する際は、生理周期を考慮して予約を調整するのがおすすめです。生理後の肌はホルモンバランスが整いやすく、施術効果が高まりやすいとされています。
まとめ
生理中の医療脱毛は基本的に可能ですが、痛みの増加や衛生面での注意が必要です。特にVIO脱毛については、クリニックの方針に従い、必要な対策を講じることが大切です。自分の体調や肌の状態を見極めながら、最適なタイミングで施術を受けるようにしましょう。
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