刺青(タトゥー)部位の脱毛とそのリスク

  1. 刺青(タトゥー)部位の脱毛はできる?

一般的に、医療レーザー脱毛はタトゥーのある部位には施術できないことが多い。
理由:レーザーがインクの色素に反応し、やけどや変色のリスクがあるため!

✅ 可能な場合

  • タトゥーの周囲や離れた部位は脱毛できる
  • ニードル脱毛(電気脱毛)なら一部可能(医師の判断が必要)
  1. 刺青(タトゥー)部位に医療レーザー脱毛が向かない理由

① レーザーがタトゥーの色素に反応してしまう

✔ 医療脱毛で使用される**アレキサンドライトレーザー(755nm)、ダイオードレーザー(810nm)、YAGレーザー(1064nm)**はいずれもメラニン(黒や茶色)に吸収されやすい
タトゥーのインクにも黒・赤・青などの色素が含まれ、レーザーが強く反応する
結果:火傷やインクの変色、肌トラブルが発生する可能性がある

② 強い熱エネルギーが集中し、火傷のリスク

✔ 通常のレーザー脱毛は、毛根だけを破壊するよう設計されている
タトゥー部分に照射すると、インクが熱を持ち皮膚がやけどを起こす
✔ 特に黒色インクは熱を吸収しやすく、大きな炎症や水ぶくれを引き起こす可能性がある

③ タトゥーのデザインが崩れる可能性

インクが分解されることで変色(白く抜ける・赤黒くなる)することがある
✔ 照射後にタトゥーがにじんだり、デザインが崩れる可能性

  1. タトゥーがある場合の脱毛方法

① タトゥーのない部分のみ医療脱毛をする

タトゥーの周辺部位は避け、問題のない範囲で施術を受ける
タトゥー部分にレーザーを当てないようにシールやガーゼで保護する

② ニードル脱毛(電気脱毛)を利用する

毛穴に直接針を入れて電流を流し、毛を1本ずつ破壊する方法
レーザーのように皮膚表面に作用しないため、タトゥーのある部位でも施術可能
ただし、施術に時間がかかり、痛みが強い点がデメリット

③ 先にタトゥー除去をしてから脱毛を行う

レーザー脱毛の前にタトゥーを除去すれば、通常の脱毛施術が可能
✔ タトゥー除去にはピコレーザーやQスイッチレーザーを使用し、数回の施術で徐々に消す

  1. タトゥー除去と脱毛の順番

タトゥーがある部位の脱毛を希望する場合、以下の手順が推奨される。

1️⃣ 先にタトゥー除去(ピコレーザーやQスイッチレーザー)
2️⃣ 肌の回復を待つ(6ヶ月〜1年)
3️⃣ その後、医療脱毛を行う

注意点

  • タトゥー除去後の肌は敏感になっているため、完全に治癒してから脱毛を受ける必要がある
  • レーザー脱毛を焦って受けると、色素沈着や炎症のリスクが高まる
  1. タトゥーがある人が脱毛クリニックを選ぶ際のポイント

タトゥーがあることを事前にカウンセリングで相談する
医療脱毛の種類やタトゥー部分の対応について説明を受ける
ニードル脱毛を提供しているクリニックを探す
タトゥー除去も検討する場合、除去と脱毛の両方を扱っている医療機関が望ましい

  1. まとめ

刺青(タトゥー)がある場合の脱毛ポイント

タトゥーのある部分にはレーザー脱毛はできないことが多い(火傷・色素変化のリスクが高いため)
タトゥーの周囲の脱毛は可能だが、医師と相談が必要
どうしてもタトゥー部分を脱毛したい場合は、ニードル脱毛を選択する
先にタトゥー除去をしてから脱毛を行うことも可能
カウンセリングで医師に相談し、安全な施術方法を確認することが大切!

💡 タトゥーがある方でも適切な方法を選べば、安全に脱毛を行うことができます!

 

 

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