🔷 冷却装置の役割とは?
医療脱毛や美容医療では、レーザーや高周波(RF)などの施術による痛みや熱ダメージを軽減するために冷却装置が使用されます。
特に医療脱毛では、レーザーの熱エネルギーが皮膚に与える刺激を和らげ、痛みを軽減する目的で冷却が重要視されています。
🔶 医療脱毛における冷却装置の仕組み
医療脱毛で使用されるレーザー(アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザー)は、毛根を高熱で破壊するため痛みを伴うことがあります。
冷却装置を併用することで、以下のような効果が得られます。
1️⃣ 痛みの軽減
✔ 熱による刺激を抑える(冷却によって神経の感覚を鈍らせ、痛みを感じにくくする)
✔ 皮膚の温度を下げ、レーザーの熱による違和感を減少
2️⃣ 皮膚のダメージ軽減
✔ レーザーが皮膚に与える熱ダメージを防ぐ
✔ 火傷のリスクを低減
3️⃣ 赤みや腫れを抑える
✔ 施術後の炎症や腫れを軽減(クーリングによって血管が収縮し、炎症を抑制)
✔ ダウンタイムを短縮し、施術後の回復を早める
🔷 医療脱毛で使用される冷却方法
① 接触式冷却
【特徴】
- レーザーの照射口に冷却機能がついているタイプ
- 照射と同時に皮膚を冷却する
- 肌と密着するため、効果的に冷やせる
【メリット】 ✔ 施術中の痛みを大幅に軽減
✔ 冷却ガスを使わないため環境に優しい
【使用されるレーザー機器】
- ダイオードレーザー(ライトシェアデュエットなど)
- アレキサンドライトレーザー(ジェントルレーズシリーズ)
② 冷却ガス噴射式(DCD: Dynamic Cooling Device)
【特徴】
- レーザー照射の直前に冷却ガス(冷却剤)を皮膚に吹きかける
- 皮膚の表面を急激に冷やして痛みを抑える
【メリット】 ✔ 皮膚の表面温度をすばやく下げ、熱ダメージを防ぐ
✔ 痛みが軽減され、より高出力のレーザーを照射可能
【使用されるレーザー機器】
- ジェントルレーズプロ(アレキサンドライトレーザー)
- ジェントルマックスプロ(アレキ+YAGレーザー)
③ 冷風冷却(Zimmer Cryo 6 など)
【特徴】
- 強力な冷風を皮膚に吹きかけながら施術を行う冷却方法
- −30℃近い冷風が皮膚表面を冷やし、痛みを軽減
【メリット】 ✔ 長時間の冷却が可能(施術前後も冷やせる)
✔ 広範囲の施術にも対応しやすい(背中や脚など)
【使用されるレーザー機器】
- ダイオードレーザー(メディオスターNext Pro、ソプラノアイスなど)
- YAGレーザー(ジェントルマックスプロ)
④ アイスパック・冷却ジェル
【特徴】
- 施術前後にアイスパックや冷却ジェルで肌を冷やす方法
- シンプルな方法ながら一定の冷却効果が得られる
【メリット】 ✔ コストが低く、手軽に導入できる
✔ 施術後の赤みや炎症を抑える効果がある
【使用される場面】
- 敏感肌の方の施術
- VIO脱毛や顔脱毛など、痛みが強い部位のケア
🔷 冷却装置を活用するメリット
✔ 痛みを軽減し、快適に施術を受けられる
✔ 火傷や炎症のリスクを抑え、安全性を高める
✔ 冷却機能付きレーザーなら、肌への負担が少なく、美肌効果も期待できる
🔷 まとめ
医療脱毛では、レーザーの熱エネルギーによる痛みや皮膚ダメージを軽減するために冷却装置が重要です。
特に「接触式冷却」「冷却ガス噴射」「冷風冷却」などの方法が使われ、痛みを抑えながら効果的な脱毛を実現します。
冷却装置を適切に活用することで、より快適に脱毛施術を受けられるため、痛みが不安な方は冷却機能付きレーザーを選ぶのがおすすめです!
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