シミ治療は通年で行うことができますが、季節によって治療効果やリスクが異なります。以下に、春夏秋冬それぞれの特徴と注意点をまとめました。患者様に合った時期の治療とケアを行うことで、より効果的かつ安全に美肌を目指せます。
春(4月〜6月)
紫外線量が急増する時期。予防と治療のバランスが重要。
特徴: 冬の乾燥から解放され、気温が上昇することで紫外線(UV-A、UV-B)が急激に増加します。
注意点: レーザーやIPL治療直後の肌は紫外線に敏感になるため、UVケア(SPF50+/PA++++の使用、帽子や日傘の併用)が必須です。
おすすめ治療: トーニング、内服(トラネキサム酸・ビタミンC)、導入系(イオン導入・エレクトロポレーション)でのメラニン抑制。
夏(7月〜9月)
紫外線が最も強く、肌トラブルも増えやすい時期。
特徴: 日差しが強く、汗や皮脂分泌も多くなるため、炎症後色素沈着(PIH)のリスクが上昇。
注意点: レーザーやIPL治療は施術後の色素沈着リスクが高いため、控えるかダウンタイムのない治療を優先しましょう。
おすすめ治療: 美白内服、メソセラピー(美白成分の注入)、エンビロンやゼオスキンなどのスキンケア治療を活用。
秋(10月〜12月)
夏のダメージをリセットする“シミ治療のゴールデンタイム”。
特徴: 紫外線量が徐々に減少し、気候も安定するため、レーザー治療に最適。
注意点: 夏に蓄積したダメージが表面化しやすい時期なので、積極的な治療と保湿ケアを組み合わせて行うのが効果的です。
おすすめ治療: Qスイッチルビーレーザー、IPL、ダーマペン+美白成分導入。
冬(1月〜3月)
紫外線が最も少なく、治療のダウンタイムも過ごしやすい時期。
特徴: 乾燥はあるものの、紫外線の影響が少ないため、ダウンタイムを伴う治療に適したシーズン。
注意点: 空気の乾燥により肌のバリア機能が低下するため、保湿を徹底する必要があります。
おすすめ治療: レーザー系全般(特に濃いシミやADMなど)、ケミカルピーリング+保湿導入、内服治療の継続。
年間を通じたポイント
UV対策は年間通して継続必須。 特に治療中・直後は日焼けが治療効果を損なう大きな原因となります。
肌の状態・ライフスタイル・旅行予定などに応じて治療スケジュールを立てることが重要です。
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