〜加齢によるたるみのメカニズムと美容医療でできること〜
年齢とともに気になる「肌のたるみ」。実はこのたるみには、重力が大きく関係しています。私たちの肌は、時間とともに重力に引っ張られ、徐々に下へと下がっていくのです。ここでは、重力と肌のたるみの関係、そしてそれに対する美容医療での対策についてご紹介します。
■ 重力とたるみの関係:どうして肌は垂れてくるの?
私たちの顔には、皮膚・脂肪・筋肉・靭帯といった複数の層が重なって構成されています。若い頃はこれらの構造がしっかりと支え合い、ハリのあるフェイスラインが保たれています。
しかし加齢とともに以下のような変化が起こります:
真皮のコラーゲン・エラスチンの減少 → 肌の弾力が低下
脂肪の下垂 → 特に頬やフェイスラインに変化が出やすい
支持靭帯(リガメント)のゆるみ → 顔全体が重力に逆らえず下に引っ張られる
筋力の低下 → 表情筋が弱まり、たるみを助長
つまり、年齢を重ねることで皮膚の“構造そのもの”が弱くなり、重力に抗えなくなるのです。
■ どのようなたるみが現れる?
ほうれい線が深くなる
マリオネットライン(口角からあごへ伸びるライン)
頬の位置が下がる
フェイスラインがぼやける
目元のたるみ・まぶたの下垂
これらはすべて、皮膚や組織が重力に引っ張られることで起きる自然な現象です。
■ 美容医療でできるたるみ対策
たるみを予防・改善するには、「重力に抗う力を補う」という視点が重要です。美容医療では、以下のような施術が有効です。
1. HIFU(高密度焦点式超音波)
皮膚の深層(SMAS筋膜)に熱エネルギーを届けて引き締める。切らずにリフトアップ効果が得られる人気施術。
2.RF(高周波)治療・レーザー
コラーゲンの生成を促進し、肌にハリを与えることで、たるみを予防・改善。
3.ヒアルロン酸注入
ボリュームの減った部位に注入し、立体感と支えを与えることで、たるみの印象を軽減。
■ 最後に:自然な若返りをサポートします
たるみは誰にでも起こる“自然な老化現象”です。しかし、現代の美容医療では、自然な表情を保ちながらリフトアップする方法が多数あります。患者様お一人おひとりの顔の構造やお悩みに合わせた、最適な治療をご提案いたします。
「年齢だから仕方ない」とあきらめる前に、まずはお気軽にご相談ください。
眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック」へ是非お越しください
豊中・箕面・吹田の地域に密着したクリニック
茨木、高槻、池田、川西、大阪市内からもたくさんの患者様にご来院頂いています。