ホクロを除去した後のケアは、仕上がりの美しさや色素沈着・再発の予防に大きく関わってきます。こちらでは、形成外科・美容皮膚科で行うホクロ除去後の一般的なケア方法と、ダウンタイムの過ごし方について詳しくご説明します。
■ホクロ除去後の経過とダウンタイム
ホクロ除去の方法によって、ダウンタイムの程度は異なります。
当院で主に行っているのは以下の方法です:
● CO₂レーザーによる除去
ダウンタイム目安:赤みやかさぶたが2週間ほど
施術当日:出血はほぼなく、すぐに帰宅可能
術後の赤み:数週間~数ヶ月かけて徐々に改善
● 切除縫合法(手術)による除去
ダウンタイム目安:抜糸まで約7日、赤み・傷跡の落ち着きまで数ヶ月
術後:局所麻酔によるため当日中の生活に大きな支障はありません
術後管理:傷をしっかり保護することが大切です
■施術後のケア方法
【1】処置後の保護と洗顔
レーザー後は軟膏とテープ保護が必要です(処方あり)
洗顔・シャワーは当日からOKですが、患部は強くこすらないように注意してください
【2】日焼け対策
色素沈着(シミ状の跡)を防ぐため、紫外線対策は必須です
傷が治るまでは、テープ保護+日焼け止めの併用が推奨されます
【3】メイク・スキンケア
メイクは傷が完全に閉じてから可能(レーザー後なら約2週間が目安)
保湿はやさしく行い、刺激の少ないスキンケアを選びましょう
【4】再診・経過観察
炎症、痛み、腫れが長引く場合は自己判断せずご相談ください
切除の場合は抜糸と術後チェックが必要です
■ホクロ除去後に起こり得る変化と対応
症状・変化 | よくある反応 | 対応方法 |
---|---|---|
赤み | 多くは一時的(数週~数ヶ月) | 紫外線を避けて経過観察 |
かさぶた | 自然に剥がれるまで触らない | 無理に剥がさず清潔に保つ |
色素沈着(茶色い跡) | 一時的なものが多い | 紫外線対策+美白ケアが有効 |
傷跡が残る | 個人差あり | 必要に応じて後日治療も可能 |
■まとめ:きれいな仕上がりのために
ホクロ除去は「取って終わり」ではなく「取った後のケア」がとても重要です。
当院では、患者様一人ひとりの肌質や生活スタイルに合わせて、術後のケア方法を丁寧にご案内しています。
不安な点があれば、いつでもご相談ください。形成外科・美容皮膚科の視点から、専門的なアドバイスを行っています。
眼瞼下垂、医療脱毛、シミ取り治療、たるみ治療をご検討の方は、豊中・千里中央にある「形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック」へ是非お越しください
豊中・箕面・吹田の地域に密着したクリニック
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