〜形成外科・美容皮膚科からの大切なお知らせ〜

ホクロ(色素性母斑)の多くは良性ですが、稀に「メラノーマ(悪性黒色腫)」と呼ばれる皮膚がんに変化する可能性があります。
特に以下のような特徴をお持ちの方は、定期的なセルフチェックと専門医の診察をおすすめします。


■ がん化リスクが高いとされる人の特徴

・ホクロの数が非常に多い(100個以上)
一般的にホクロが多い方はメラノーマの発生リスクが高いとされています。

・ 大きなホクロがある(直径5mm以上)
生まれつきの大きなホクロ(巨大色素性母斑)は、悪性化の可能性がやや高いと考えられています。

・家族にメラノーマの既往がある
遺伝的にメラノーマになりやすい家系があります。

・ 過去に強い日焼けを繰り返している
特に子どもの頃に強い日焼けを経験した人はリスクが上がります。

・急にホクロが変化した経験がある
色が濃くなる、形がいびつになる、出血やかゆみがあるなどの変化は注意が必要です。

・白人系の肌質(色白・そばかすが多い)
日本人では比較的少ないですが、色素が薄い肌質の方は紫外線の影響を受けやすいです。


■ がん化を疑うべきホクロのサイン【ABCDEルール】

形成外科や皮膚科では、下記のポイントでホクロを評価します。

  • A(Asymmetry)非対称性
     左右対称でない形をしている

  • B(Border)境界不明瞭
     ふちがギザギザしている

  • C(Color)色のムラ
     色が複数混ざっている

  • D(Diameter)大きさ
     直径6mm以上のもの

  • E(Evolving)進行性の変化
     急に大きくなる、色や形が変わる、出血する

一つでも当てはまる場合は、早めに専門医の診察を受けましょう。


■ 当院でできること

当院では、形成外科専門医による視診などでの診察を行い、必要に応じて適切な治療や切除、病理検査をご提案します。
「このホクロ、ちょっと気になるな…」という小さな不安でも大丈夫です。
がん化の可能性を見極め、安心して過ごしていただけるようサポートいたします。


■ まとめ

・ ホクロのがん化は稀ですが、リスクが高い人は特に注意を!
・ セルフチェックと専門医の定期的な診察が大切です。
・ 気になる場合は早めの受診をおすすめします。

 

 

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