粉瘤が腫れる理由とは
皮膚の下にできる「粉瘤(ふんりゅう/アテローム)」は、多くの場合良性の腫瘍で、放置してもすぐに命に関わるものではありません。しかし、一見良性でも、突然腫れて痛みや赤みを伴うトラブルに発展することがあります。
この記事では、粉瘤が腫れる原因と、その対処法について解説します。
粉瘤とは?
粉瘤は、皮膚の中に老廃物(角質や皮脂など)が袋状に溜まってできる良性腫瘍です。中央に黒い点(開口部)があることが多く、ニキビのように見えることもあります。
なぜ腫れるの?
通常は小さく目立たない粉瘤ですが、以下のような理由で炎症や感染を起こし、急に腫れてしまうことがあります。
1. 中の内容物がたまっていく
袋の内部に皮脂や角質が蓄積すると、内部圧が高まり、徐々に腫れてきます。
2. 細菌感染を起こす
袋の中に細菌が入り込むと、化膿して赤く腫れ、強い痛みを伴うことがあります。自然に破れて膿が出るケースもあります。
3. 外部刺激や圧迫
衣類によるこすれや、無意識に触ったり押したりすることで炎症が誘発されることがあります。
放置しても大丈夫?
一度腫れてしまうと、自然に小さくなっても再発しやすく、炎症を繰り返すリスクがあります。感染を伴った場合には、抗生物質や切開処置が必要になることも。
炎症が落ち着いてから根本的に治すには、粉瘤そのものを袋ごと切除する手術が最も確実な治療法です。
こんな症状があればご相談ください
赤く腫れて痛みがある
膿が出てきた
何度も同じ場所が腫れる
徐々に大きくなってきた
当院では、形成外科専門医による粉瘤の診断・治療を行っています。美容面への配慮も重視し、できるだけ傷跡を目立たせない方法をご提案いたします。
まとめ
粉瘤は基本的には良性ですが、腫れや炎症を繰り返す場合には注意が必要です。トラブルが起きる前に、専門医の診察を受けることで、再発や悪化を防ぐことができます。
「これって粉瘤かも?」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
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