粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下に袋状の構造ができ、中に角質や皮脂がたまる良性のしこりです。炎症や感染を繰り返すこともあり、根治には袋ごと摘出する「手術」が必要です。
「手術」と聞くと痛みが心配になる方も多いですが、形成外科・美容皮膚科で行う粉瘤手術は、痛みを最小限に抑えるための工夫がされています。
手術中の痛み ― 局所麻酔でしっかりコントロール
粉瘤手術は通常、局所麻酔で行います。
極細の注射針を使用し、できるだけゆっくり薬液を注入することで、麻酔時のチクッとした痛みも軽減します。
麻酔が十分に効いている間は、触られている感触はあっても痛みは感じません。
術後の痛み ― 個人差はありますが軽度なことが多い
手術後は、切開部や周囲に軽い痛みや違和感を感じる場合があります。
多くは鎮痛薬で十分にコントロールでき、数日で落ち着きます。
炎症を伴っていた粉瘤を手術した場合は、術後1〜2日はやや痛みが強いこともありますが、日常生活が送れないほどではありません。
美容面への配慮 ― 傷あとをできるだけ目立たせない工夫
形成外科・美容皮膚科では、皮膚のシワやラインに沿った切開や丁寧な縫合を行い、将来的な傷あとを最小限にします。
また、術後の傷あとケア(テープ保護や保湿、紫外線対策)についても具体的にご案内しています。
まとめ
粉瘤手術は、適切な麻酔と丁寧な処置により、手術中の痛みはほとんどありません。術後の痛みも軽度で、数日〜1週間程度で落ち着くことが多いです。
「痛みが怖くて手術に踏み切れない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。炎症や再発を防ぐためにも、早めの摘出をおすすめします。
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