「形成外科と整形外科は、名前が似ていて違いがよく分からない」「皮膚のできものは、皮膚科と形成外科のどちらに行けばいい?」
このようなご相談をよくいただきます。それぞれの診療科には専門とする分野があります。症状に合った診療科を選ぶことで、適切な治療につながります。
今回は、形成外科・整形外科・皮膚科の違いと、指先にできたいぼやほくろはどこで診てもらえばよいのかについて、分かりやすくご紹介します。
形成外科・整形外科・皮膚科、それぞれの違い
形成外科|見た目と機能の「きれいな回復」を目指す
形成外科は、主に身体の表面にある皮膚や皮下組織、顔などの形や機能を整えることを専門とする診療科です。
ほくろや粉瘤、いぼなどの皮膚のできものをはじめ、傷あとややけど、巻き爪なども診療対象となります。
主な診療内容
- ほくろ
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 皮膚のできもの
- 傷あと
- やけど
- 巻き爪 など
形成外科では、単に症状を治療するだけではなく、できるだけ傷あとを目立たせず、自然な状態に近づけることも大切にしています。
できものの種類や大きさ、できている場所などを確認し、必要に応じて切除などの治療を行います。
整形外科|骨・関節・筋肉など「運動器」を専門に
整形外科は、骨や関節、筋肉、靭帯、神経など、身体を動かすための「運動器」を専門とする診療科です。
日常生活でのけがからスポーツによる外傷、肩や腰、膝などの慢性的な痛みまで、幅広く診療します。
主な診療内容
- 骨折
- 捻挫
- 打撲
- 腰痛
- 肩や膝の痛み
- スポーツ外傷
- 関節や筋肉の痛み など
「皮膚のできもの」ではなく、骨や関節、筋肉などの痛みや動かしにくさがある場合は、整形外科が専門となります。
皮膚科|皮膚の病気を幅広く診療
皮膚科は、皮膚に起こるさまざまな病気やトラブルを専門に診療します。
湿疹やかぶれといった身近な症状から、アトピー性皮膚炎、じんましん、ニキビ、水虫など、幅広い皮膚疾患に対応しています。
主な診療内容
- 湿疹
- かぶれ
- アトピー性皮膚炎
- じんましん
- ニキビ
- 水虫
- いぼなどの皮膚疾患
塗り薬や飲み薬などによる治療が中心ですが、症状によっては処置や手術が必要になる場合もあります。
よくある質問|指先のいぼやほくろはどこで診てもらう?
Q. 指先にできたいぼ・ほくろは、とううちクリニックで診てもらえますか?
A. 症状によって異なります。
指先のいぼ(尋常性疣贅)の場合
指先にできるいぼの代表的なものとして、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)があります。
一般的な治療方法の一つに、液体窒素による凍結療法があります。
当院では現在、液体窒素による治療を行っておりません。そのため、指先のいぼが気になる場合は、近隣の皮膚科への受診をおすすめしています。
なお、いぼだと思っていても、別の種類のできものの場合があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関で確認してもらうことをおすすめします。
ほくろ・その他の皮膚のできものの場合
ほくろやその他の皮膚のできものは、形成外科が専門とする分野の一つです。
できものの状態や大きさ、部位などを診察したうえで、切除術など、症状に合わせた治療方法をご提案します。
「顔や手など目立つ場所なので、できるだけ傷あとを残したくない」
「このできものは取ったほうがいいの?」
といったご相談もお気軽にお寄せください。
まずは診察で状態を確認し、適した治療方法をご案内します。
こんなときは、何科を受診すればいい?
「何科に行けばいいのか分からない」という場合は、まず次のように考えると分かりやすいでしょう。
- 湿疹・かゆみ・かぶれなど、皮膚の病気 → 皮膚科
- ほくろ・粉瘤・皮膚のできもの・傷あとなど → 形成外科
- 骨・関節・筋肉の痛みやけが → 整形外科
もちろん、症状によって適した診療科は異なります。
「これは形成外科で診てもらえる?」
「皮膚科と形成外科、どちらに行けばいい?」
と迷われた場合も、まずはお気軽にご相談ください。
豊中で形成外科・美容皮膚科をお探しの方へ
とううちクリニックでは、形成外科専門医による保険診療と、シミ・しわ・たるみ・医療脱毛などの美容皮膚科(自由診療)の両面から、患者さまのお悩みに対応しています。
「この症状はどこに相談すればいい?」
「保険診療と美容診療のどちらが適している?」
など、受診先や治療方法に迷われた際も、お気軽にお問い合わせください。
お一人おひとりの症状やご希望を伺いながら、適した治療方法をご提案いたします。
皮膚のできものや見た目に関するお悩みなど、気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にとううちクリニックへご相談ください。





