脂肪腫は皮下脂肪が増殖してできる良性腫瘍で、特に背中や腕(二の腕・前腕)にできやすい傾向があります。大きさは数cmから10cmを超えるものまでさまざまで、放置すると次第に大きくなり、見た目の違和感や動きの制限につながることもあります。

背中の脂肪腫の特徴と手術

  • 比較的大きくなりやすい部位
    背中は気づきにくいため、数年かけて大きくなるケースがあります。

  • 手術のポイント
    ある程度大きさがあると、切開線も長くなりやすいため、形成外科では皮膚のしわのラインに沿って切開し、できるだけ傷跡を目立たなくするように配慮します。

  • 注意点
    術後は体位や寝姿勢の関係で一時的に違和感が出やすい部位です。

腕(上腕・前腕)の脂肪腫の特徴と手術

  • 衣服や動作で気づかれやすい部位
    腕にできた脂肪腫は、洋服に擦れたり、腕を動かすと違和感を感じやすくなります。

  • 手術のポイント
    動きの多い部位のため、縫合を丁寧に行い、術後のテーピングやケアが大切です。

  • 注意点
    傷跡が赤く盛り上がるリスクがやや高いため、美容皮膚科的なアフターケアが有効です。

放置せず早めの相談を

脂肪腫は自然に消えることはなく、背中や腕にできた脂肪腫も大きくなる前に手術で摘出することが望ましいです。大きくなるほど手術の切開範囲も広がり、傷跡が目立ちやすくなる可能性があります。

当院での対応

大阪府豊中市・箕面市・吹田市周辺で背中や腕の脂肪腫にお悩みの方は、当院へご相談ください。当院では形成外科の専門技術で安全に脂肪腫手術を行い、美容皮膚科の観点から傷跡の仕上がりにも配慮しています。

さらに、当院では脂肪腫手術だけでなく、シミ取り・医療脱毛・全身脱毛などの美容皮膚科メニューも幅広くご提供しています。