【医師監修】肝斑（かんぱん）の原因と治療法を解説｜豊中市・千里中央の美容皮膚科

「頬にうっすら広がるシミが気になる」「昔より顔全体がくすんで見える」
それはもしかすると肝斑（かんぱん）かもしれません。

肝斑は30〜50代の女性に多く見られる色素トラブルで、
一見シミのように見えますが、治療法が異なるため正しい診断が大切です。

本記事では、豊中市・千里中央の形成外科・美容皮膚科とううちクリニックが、
肝斑の原因・特徴・治療法・予防策について詳しく解説します。

肝斑とは？

肝斑は、顔の左右対称に現れる茶色〜灰色のぼんやりとした色素沈着です。
特に頬骨のあたり、額、鼻の下などに多く見られます。

境界があいまいで、細かい斑点が集まったような見た目をしており、
日焼けやホルモン変化で濃くなることがあります。

當内竜馬院長（日本形成外科学会専門医）コメント
「肝斑は、見た目がシミに似ているため“普通のシミだと思ってレーザー治療を受けたら悪化した”という相談も少なくありません。
まずは医師による正確な診断が何より重要です。」

肝斑の主な原因

① 紫外線による刺激

紫外線はメラニン生成を活発にし、肝斑を悪化させる大きな要因です。
日焼け止めの塗り忘れや屋外活動が多い方は特に注意が必要です。

② ホルモンバランスの変化

妊娠・出産・ピルの使用・更年期など、女性ホルモンの変動が肝斑の発症と関係しています。
そのため、女性に多く見られる色素トラブルといわれています。

③ 外的刺激

過度な洗顔や摩擦、こすりすぎなどの刺激がメラノサイトを刺激し、
肝斑を濃くすることがあります。スキンケアの「やりすぎ」にも要注意です。

肝斑の治療法（当院でのアプローチ）

当院では、肝斑の状態をしっかり見極めた上で、
刺激を与えず、少しずつ改善していく治療法をご提案しています。

① トラネキサム酸・ビタミンC内服

肝斑治療の基本は内服治療です。
トラネキサム酸にはメラニンの生成を抑制する作用があり、
ビタミンCと併用することで、肌の炎症を鎮めつつ透明感を高めます。

② レーザートーニング（QスイッチYAGレーザー）

当院では、QスイッチYAGレーザーによるトーニング治療を採用しています。
低出力のレーザーを顔全体に均一に照射し、肝斑を悪化させずに徐々に薄くしていく施術です。

スタッフの実体験より
「レーザートーニングを3回受けた頃から、頬のもやっとしたシミが薄くなり、
肌のトーンが明るくなったと実感しました。回数を重ねるごとにファンデーションが軽くなります。」

③ ケアシス・ハイドラジェントル併用治療

レーザー後の肌は一時的に乾燥・敏感になるため、
ケアシス（導入治療）やハイドラジェントル（毛穴洗浄）を組み合わせることで、
肌のバリア機能を整えながらトーンアップを促します。

當内院長コメント
「肝斑治療は“攻めすぎず、守りながら薄くする”ことが大切です。
ルメッカやQスイッチのような強い照射をすると逆効果になることもあります。
当院ではその見極めを丁寧に行い、最適な出力設定で治療を進めています。」

肝斑の予防法

肝斑を悪化させないためには、毎日のケアがとても大切です。

紫外線対策を徹底（SPF30以上の日焼け止めを毎日使用）
摩擦を避ける（クレンジング・洗顔時に強くこすらない）
十分な睡眠とバランスの取れた食事
ストレスをためない生活リズムを意識

よくある質問（FAQ）

Q1：肝斑はシミとどう違うのですか？

肝斑は両頬や額など左右対称に現れ、境界がぼんやりしています。
一方、シミ（老人性色素斑）は紫外線の蓄積ででき、境界がくっきりしています。
治療法も異なるため、医師の診断が必須です。

Q2：レーザーで治療すると悪化することがあるって本当？

はい。肝斑は強い刺激で悪化することがあります。
そのため、当院では低出力レーザーによるトーニング治療を採用しています。

Q3：どのくらいで効果が出ますか？

5回ほどでトーンアップを実感する方が多いです。
ただし、完全な消失ではなく「徐々に薄くする」ことを目的としています。

Q4：再発することはありますか？

紫外線やホルモン変動で再び濃くなることがあります。
日焼け止めや内服の継続で、再発を予防できます。

院長からのメッセージ

當内竜馬院長（日本形成外科学会専門医）
「肝斑は治療が難しいと思われがちですが、
適切な治療法を選べば確実に改善できます。
“治らない”と諦めず、まずは正確な診断と、肌への優しいアプローチを始めましょう。」

豊中市・吹田市・箕面市で肝斑・シミ取りをお考えの方へ

形成外科・美容皮膚科とううちクリニックでは、
肝斑・シミ・そばかすなど、色素性トラブル全般に対応しています。
医療脱毛・全身脱毛・肌質改善治療も行っており、
一人ひとりに合わせたトータル美肌治療をご提案します。

クリニック情報

形成外科・美容皮膚科とううちクリニック
〒560-0083 大阪府豊中市新千里西町1丁目1-10 Dグラフォート千里中央1階
06-6310-0312
診療時間：9:00〜13:00（最終受付12:30）／14:00〜18:00（最終受付17:30）
休診日：火曜・第1日曜
アクセス：北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」から徒歩約5分
駐車場：共有駐車場140台（2時間まで無料）

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