「頬の奥にグレーがかったシミのようなものがある」「ファンデーションでは隠しきれない」
このようなお悩みの中には、後天性真皮メラノサイトーシス(Acquired Dermal Melanocytosis:ADM)が関係していることがあります。
豊中市にある形成外科・美容皮膚科 とううちクリニックでは、
シミの種類を正確に見極め、一人ひとりに合わせた医療レーザー治療を行っています。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)とは?
ADMは、皮膚の真皮層にメラノサイト(色素細胞)が存在することで起こる色素沈着の一種です。
通常、メラノサイトは表皮にだけ存在しますが、ADMでは真皮にも入り込み、
皮膚の奥に色素が沈着するため、灰色・青みがかった茶色のシミとして現れます。
院長コメント:
「ADMは、表面にある“シミ”ではなく“皮膚の奥”にある色素沈着です。
肝斑や日焼けによるシミとは原因も治療法も異なります。」
ADMの主な特徴
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 発症部位 | 頬骨のあたり、こめかみ、鼻の横など |
| 色調 | 灰褐色〜青みがかった茶色 |
| 年齢 | 思春期〜20代に発症することが多い |
| 性別・人種 | 日本人を含むアジア人女性に多い |
| 皮膚の深さ | 表皮ではなく真皮にメラノサイトが存在 |
スタッフ実体験:
「頬の両側に薄く広がる青みがかったシミで、最初は肝斑だと思っていたという患者様が多いです。
ADMと診断がついた後、レーザー治療で明らかにトーンが改善しました。」
ADMができる原因
遺伝的・人種的要因
アジア人に多く、肌の構造やメラノサイトの分布が関係しています。紫外線
日常的な紫外線刺激によって、真皮内のメラノサイトが活性化します。ホルモンバランスの変化
思春期・妊娠・更年期など、ホルモン変動がメラニンの生成を促す場合があります。慢性的な炎症や摩擦
肌をこすったり、マスク摩擦などの刺激で悪化することもあります。
ADMの治療法(豊中市 とううちクリニックの場合)
ADMは、一般的な美白化粧品やIPL(光治療)では改善が難しい“真皮性のシミ”です。
当院では、Qスイッチルビーレーザーによる治療を行っています。
治療の流れ
診察でシミの種類を確認
ADMと診断された場合、Qスイッチルビーレーザー照射
照射後2週間はテープ保護
その後、ハイドロキノン・トレチノイン外用で炎症性色素沈着を予防
治療回数の目安
1回で薄くなる方もいますが、通常は3〜5回の施術を推奨しています。
回数を重ねることで、青みが徐々に抜けて肌全体が明るくなります。
院長コメント:
「ADMは根深いシミですが、焦らずコツコツ治療を続けることで確実に薄くなります。
患者様の“もう隠さなくていい”という笑顔が、私たちのやりがいです。」
治療後の注意点
紫外線を避け、日焼け止めを毎日塗る
こすらない・触らない
一時的に炎症性色素沈着が起こる場合がありますが、ほとんどが数か月で改善します
スタッフの声:
「レーザー直後は少し濃く見えても、数週間後には“あれ?薄くなってきた”と感じる方が多いです。」
よくある質問(FAQ)
Q1. ADMと肝斑の違いは何ですか?
A1. ADMは皮膚の奥(真皮)に色素があるのに対し、肝斑は表皮にあります。
また、ADMは灰色っぽく、肝斑は茶色っぽいのが特徴です。
Q2. ADMは自然に消えますか?
A2. 自然には消えません。化粧品や美白クリームでは効果が乏しく、レーザー治療が有効です。
Q3. ADMのレーザー治療は痛いですか?
A3. ゴムで弾かれるような刺激があります。
Q4. レーザー後に再発しますか?
A4. 再発することは稀ですが、紫外線を浴び続けると再び色素が沈着する場合があります。
日焼け対策を継続することで防げます。
院長コメント
「ADMは“表面のシミではない”ため、間違ったケアをしても改善しません。
当院では、医学的根拠に基づいた診断と、患者様のライフスタイルに合わせた治療計画を立てています。
豊中・箕面・吹田エリアでADMにお悩みの方は、ぜひご相談ください。」形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック
院長 當内 竜馬(日本形成外科学会専門医)
クリニック情報
形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック
〒560-0083 大阪府豊中市新千里西町1丁目1-10 Dグラフォート千里中央1階
📞 06-6310-0312
診療時間:9:00〜13:00(最終受付12:30)/14:00〜18:00(最終受付17:30)
休診日:火曜・第1日曜
アクセス:北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」徒歩5分/共有駐車場140台完備(2時間無料)
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