脂肪腫(しぼうしゅ)とは?
脂肪腫は皮膚の下にできるやわらかい良性腫瘍で、比較的よく見られる疾患です。大きさは数ミリから数センチまでさまざまで、背中・腕・太ももなど脂肪の多い部位に発生しやすい特徴があります。

大阪府豊中市・箕面市・吹田市エリアでも「家族に脂肪腫が多いのですが、遺伝するのでしょうか?」と形成外科・美容皮膚科にご相談いただくケースが増えています。本記事では、脂肪腫と遺伝の関係、注意点、治療法についてわかりやすく解説します。

脂肪腫と遺伝の関係

一般的な脂肪腫は、生活習慣が原因でできるわけではなく、体質や遺伝的要素が関与している可能性 が指摘されています。実際に、脂肪腫が家族内で複数人にみられるケースもあります。特に「多発性脂肪腫症」と呼ばれる体質では、体のあちこちに複数の脂肪腫が繰り返しできることがあります。

家族に多い場合の特徴

  • 両親や兄弟に脂肪腫があると、自分にもできやすい傾向がある

  • 1つではなく複数の脂肪腫ができやすい

  • 体の左右対称に出現することもある

  • 年齢とともに数や大きさが増える場合がある

ただし、すべての脂肪腫が遺伝によって生じるわけではありません。単発で現れる脂肪腫は遺伝とは関係なく偶然できることも多いです。

注意すべき点

脂肪腫は良性腫瘍ですが、まれに 脂肪肉腫(悪性腫瘍) との区別が必要になる場合があります。急に大きくなる、硬さがある、痛みを伴うといった特徴がある場合は、自己判断せずに医療機関での画像診断や病理検査が必要です。

まとめ

脂肪腫は体質や遺伝が関係している可能性があり、家族に多い方は注意が必要です。放置しても自然に消えることはほとんどなく、大きくなる場合もありますので、気になるしこりがあるときは早めに形成外科・美容皮膚科でご相談ください。

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当院では、脂肪腫の手術治療 をはじめ、美容皮膚科として シミ取り・医療脱毛・全身脱毛 などの施術も幅広くご提供しております。大阪府豊中市・箕面市・吹田市エリアで脂肪腫にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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この記事は 形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック 院長 當内竜馬(日本形成外科専門医)が監修しています。