シミ取り治療は、施術直後のアフターケアによって仕上がりや再発防止効果が大きく変わります。
レーザーや光治療後の肌は非常にデリケートな状態のため、適切なケアを行うことがとても大切です。
この記事では、医師の視点から見た正しいケア方法を分かりやすくご紹介します。
シミ取り後に気をつけるべき7つのポイント
① 日焼けを徹底的に避ける
シミ取り後の肌は紫外線に対して非常に敏感です。
外出時は日焼け止め(SPF50・PA+++以上)をこまめに塗り直し、
帽子や日傘を活用して紫外線から肌を守りましょう。
一時的に色素沈着が出やすい時期でも、日焼け対策を徹底することで
シミの再発防止や美白効果の持続につながります。
② 優しく洗顔・摩擦はNG
施術後の肌は薄い膜のように繊細です。
洗顔の際は、泡で包み込むようにやさしく洗い、
タオルで押さえるように水分を取るのがポイントです。
刺激の強い洗顔料やスクラブ入りの製品はしばらく避けましょう。
③ 保湿でバリア機能をサポート
レーザー照射後は皮脂膜が一時的に減少し、乾燥しやすくなります。
当院では、セラミド配合や低刺激タイプの保湿剤をおすすめしています。
しっかりと保湿を行うことで、肌の回復が早まり、炎症後色素沈着の予防にもなります。
④ 医師から処方された薬剤は指示通りに使用
当院のシミ取りレーザーでは、施術後にハイドロキノン・トレチノインなどを
炎症性色素沈着の予防目的で処方しています。
これらの薬は医師の指示通りの用量・用法を守ることで、
肌の再生を助け、より美しい仕上がりを得られます。
⑤ メイク・刺激物はしばらく控える
施術直後はファンデーションや刺激のある化粧品の使用を控え、
肌を清潔に保つことが大切です。
また、アルコールやスチームサウナなど血流を急激に促す行為は、
赤みや炎症を悪化させる可能性があるため避けましょう。
⑥ フォローアップは必ず受ける
シミ取りは一度で完結するとは限りません。
経過観察やタッチアップ(再照射)の必要がある場合もあります。
当院では、施術後2週間前後で経過診察を行い、
色素の反応や肌状態を丁寧に確認しています。
⑦ 不安や違和感があるときはすぐに医師へ相談
痛み・かゆみ・かさぶたの剥がれなど、
少しでも気になることがあれば、自己判断せず医療機関に相談しましょう。
軽度のトラブルであっても、早期対応が跡残り防止につながります。
院長コメント
「シミ取りの施術は“その後の2週間”が勝負です。
紫外線対策と保湿をしっかり行えば、色素沈着のリスクを大幅に減らせます。
当院では施術後の経過フォローも重視しており、
再発予防まで含めた長期的なサポートを行っています。」― 形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック 院長 當内竜馬(日本形成外科専門医)
当院スタッフの実体験
当院スタッフ(20代女性)は、ルビーレーザーによるシミ取りを体験。
「施術直後は少しヒリヒリしましたが、
医師に言われた通りにテープ固定を行ったところ、
2週間後にかさぶたが取れ、ツルっとした明るい肌になりました。
“アフターケアが大事”という言葉を実感しました。」
このように、医師の指示に沿ったケアを行うことで、
肌の仕上がりに大きな差が生まれます。
よくある質問(FAQ)
Q1. いつからメイクしていいですか?
A. 治療部位を避けてであれば翌日から可能なケースもありますが、
レーザーの種類によって異なるため、医師の判断に従いましょう。
Q2. シミが一度で消えません。追加治療は必要?
A. シミの深さやタイプによっては、2〜3回の照射でより明確な効果が得られる場合もあります。
当院のご案内
形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック
〒560-0083 大阪府豊中市新千里西町1丁目1-10 Dグラフォート千里中央1階
📞 06-6310-0312
診療時間:9:00〜13:00(最終受付12:30)/14:00〜18:00(最終受付17:30)
休診日:火曜・第1日曜
🚉 北大阪急行電鉄・大阪モノレール「千里中央」駅から徒歩約5分
🚗 共有駐車場140台完備(2時間まで無料)
関連リンク
「当院のシミ取りについてはこちら →(シミページリンク)」
「医療脱毛についてはこちら→(医療脱毛ページにリンク)」
この記事は 形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック 院長 當内竜馬(日本形成外科専門医)が監修しています。





