脂肪腫に痛みがあるときは要注意

脂肪腫(しぼうしゅ)は皮膚の下にできる柔らかい良性腫瘍で、ほとんどの場合は「触れるだけで痛みはない」というのが一般的です。ところが、中には「押すとズキッとする」「何もしていないのに鈍い痛みがある」といったケースもあります。こうした症状があるときは、放置せずに医師の診察を受けることが大切です。ここでは脂肪腫が痛む原因と、受診を検討すべきサインについてまとめました。


脂肪腫が痛む主な原因

1. 神経や血管の圧迫

脂肪腫が大きくなると、周囲の神経や血管を押してしまい、違和感や痛みにつながることがあります。特に腕や背中など動きの多い部位では症状が出やすい傾向があります。

2. 炎症や感染

通常、脂肪腫は炎症を起こさないのですが、まれに内部で出血や感染が起こると赤み・腫れ・熱感を伴い、強い痛みを感じることがあります。

3. 悪性腫瘍との鑑別が必要な場合

一見すると脂肪腫のようでも、まれに脂肪肉腫といった悪性腫瘍のケースもあります。短期間で急に大きくなったり、強い痛みを伴う場合は注意が必要です。


こんな症状があれば受診を

以下のような変化があるときは、自己判断せず早めに形成外科や美容皮膚科を受診しましょう。

  • 脂肪腫が短期間で大きくなった

  • 押すと強く痛む

  • 赤み・腫れ・熱を伴っている

  • しびれや感覚異常がある

  • 長い間変化がなかったのに最近大きくなってきた


診断と治療の流れ

医師はまず触診を行い、必要に応じて超音波検査やMRIなどの画像診断を行います。良性であっても、痛みや生活の支障があれば手術で取り除くことが一般的です。

形成外科では被膜ごと切除することで再発を防ぎつつ、できる限り傷あとが目立たないよう配慮した手術を行います。


当院での対応

当院(大阪府豊中市・箕面市・吹田市からアクセス良好)では、形成外科と美容皮膚科の両方の視点から治療を行っています。

  • 専門医による正確な診断

  • 再発を防ぐための丁寧な摘出術

  • 傷あとをできるだけ目立たせない縫合法

さらに、シミ治療や医療脱毛・全身脱毛など美容皮膚科の施術も幅広くご用意していますので、美容面まで含めてご相談いただけます。


まとめ

脂肪腫は多くの場合は無症状ですが、「痛い」「赤い」「急に大きくなった」といった変化があれば早めの受診が安心です。形成外科・美容皮膚科で適切な診断と治療を受けることで、痛みや不安から解放され、普段どおりの生活を送ることができます。

大阪府豊中市・箕面市・吹田市で脂肪腫にお悩みの方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。

 

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当院では、脂肪腫の手術治療 をはじめ、美容皮膚科として シミ取り・医療脱毛・全身脱毛 などの施術も幅広くご提供しております。大阪府豊中市・箕面市・吹田市エリアで脂肪腫にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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この記事は 形成外科・美容皮膚科 とううちクリニック 院長 當内竜馬(日本形成外科専門医)が監修しています。