シミ・そばかす・肝斑(かんぱん)
~ノーファンデへ導きます~
当クリニックはシミ治療に力を入れて取り組んでいます。
様々なシミに対応するため、数種類の医療用レーザーを完備しています。
治療方法
●シミ取り治療 ~Qスイッチルビーレーザー~
Qスイッチルビーレーザーはシミ治療に特化した治療機です。
施術時間は、ほんの数分程度で、ほとんどの場合、一度の照射でシミを除去することが可能です。
照射後は2週間のテープ保護をおこなっていただきます。
その後は外用薬でのアフターケアをご案内します。
●スーパーフォトセラピー(光治療)
しみ、そばかすなどの治療に適しています。
その他、肌質や細かいシワの改善・毛穴の開き・赤ら顔・毛細血管拡張、老人性血管腫などに対しても効果があります。
コラーゲン生成を促進するので、肌の艶やハリなど様々なお肌のお悩みを解決します。
●スーパーフォトセラピー+ハイドラジェントル
施術の前に、ハイドラジェントルでお顔のウォーターピーリングしておくと治療効果upします!
詳しくはこちらからご覧いただけます●レーザートーニング ~美白レーザー~
肌のくすみに対しても美白効果があり、ワントーン明るいお肌へ。
特に肝斑を合併している方にお勧めです。治療回数を重ねる毎に透明感・ハリのある明るいお肌へと導きます。
●ミラノ・リピール
コラーゲン産生を活性化するピーリング治療です。
詳しくはこちらからご覧いただけます●レチノールピール
アンチエイジング効果に着目したピーリング剤です。
詳しくはこちらからご覧いただけます●美肌点滴・注射
美白とデトックス効果があります。
●内服治療
トラネキサム酸、各種ビタミン剤など
●外用薬
医薬品の高濃度ハイドロキノン。「お肌の漂白剤」とも言われています。
その他、ビタミンA(レチノール)の誘導体であるトレチノインも取り扱っています。
●各種医療機関専売化粧品を取り揃えています
ビタミンAや成長因子含有化粧品なども取り扱っています。
シミ治療に対する当院の治療方針
シミの状態を診察し、その人にあった治療方法を提案させて頂きます。
治療法を誤るとシミが改善されないどころか、かえって悪化することになります。
●数ヶ所の境界線のはっきりとした孤立しているしみ(老人性色素斑)が気になる方
●顔全体の境界線のはっきりとした孤立したシミ(老人性色素斑)・そばかすが気になる方
- スーパーフォトセラピー(光治療)を1ヶ月おきに2回~3回
- 残ったシミに対してシミ取りレーザー治療(Qスイッチルビーレーザー)
●境界線がはっきりしない両頬の茶褐色のしみ(肝斑)が気になる方
- レーザートーニングを約2週間おきに5回~10回
- トラネキサム酸を同時に内服
●境界線のはっきりとしたシミ(老人性色素斑)と境界線がはっきりしないシミ(肝斑)が混在している方
- まずはレーザートーニングを約2週間おきに5回~10回
- トラネキサム酸を同時に内服
- 肝斑が落ち着いたタイミングで、シミ取りレーザー治療(Qスイッチルビーレーザー)or スーパーフォトセラピー(光治療)
シミができるメカニズム
健康なお肌でも、シミの原因であるメラニンは生成されます。
通常であれば、生成されたメラニンは表皮のターンオーバーによって排出されます。
「メラニン生成>メラニン排出」になると、メラニンが蓄積されシミが生じます
つまり下記の原因が生じるとメラニンが蓄積されシミが生じます。
- メラニン排出の低下
- メラニン生成の亢進
シミの種類
●老人性色素斑(=狭義のシミ)
特徴
- 紫外線に当たりやすい顔面、手の甲、うで等に生じやすい
- 円形の茶色のシミが左右バラバラに存在
- 色調は茶色~こげ茶色で、シミの境界は明瞭
- 表面はツルツルしており、通常は5mm~10mm大
原因
- メラニン排出の低下
- 年齢を重ねることによる表皮のターンオーバーの遅延
- 長年の日光(紫外線)暴露
治療方法
- 老人性色素斑 治療方法:スーパーフォトセラピー(光治療)/ シミ取り治療(Qスイッチルビーレーザー)
スーパーフォトセラピー(光治療)についてはこちら シミ取りレーザー治療(Qスイッチルビーレーザー)についてはこちら
参考:年齢別表皮ターンオーバーの目安
- 20歳代:約28日
- 30歳代:約40日
- 40歳代:約55日
- 50歳代:約75日
- 60歳代:約90日
●そばかす
特徴
- 左右対称に粒状の茶色のシミ
- 通常は1mm~3mm大の色素班
- 女性に多く、思春期に目立つようになる
原因
- メラニン生成の亢進
- 「生まれつき」や「遺伝的」にメラノサイトからメラニンが過剰に生成
- 日光(紫外線)暴露や妊娠によって増悪する
治療方法
- そばかす 治療方法:スーパーフォトセラピー(光治療)
スーパーフォトセラピー(光治療)についてはこちら
●肝斑
特徴
- 左右対称にもやもやとした茶色のシミ
- ほほ骨に沿って左右対称に生じることが多い
- まぶたには生じない
- 出産を契機に生じること多い
- 月経不順、ピルを服用している人に多い
- 更年期(ホルモンバランスの乱れ)に多い
- 摩擦や紫外線は肝斑を悪化
原因
- メラニン生成の亢進
- 原因ははっきりと分かっていないが、「女性ホルモンの乱れ」や「摩擦」等によって、メラノサイトが過剰に刺激され、メラニン生成が亢進
治療方法
- 肝斑 治療方法:レーザートーニング
レーザートーニング(美白レーザー)についてはこちら
●後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
特徴
- 左右対称に粒状の灰色~灰褐色のシミ
- ほほ部(特に突出している部分)に約4mm大の比較的大きさの等しいシミ
- 多くは20歳以上で初発
原因
- 本来は表皮(皮膚の最表面)にしか存在しないメラノサイトが真皮内に存在
- 真皮内にメラニンが蓄積
- 真皮はターンオーバーされないので、メラニン色素が排出されにくい
治療方法
- 後天性真皮メラノサイトーシス 治療方法:シミ取り治療(Qスイッチルビーレーザー)
シミ取りレーザー治療(Qスイッチルビーレーザー)についてはこちら